2009-09-03 きょう届いた古書 書籍 横尾忠則『一米七〇糎のブルース』(新書館) 1964年。「私の創造活動における肯定的条件」と、同じく「否定的条件」が対になって並べられてあり、それぞれ、銭湯とトルコ風呂、ロブ=グリエと松本清張、猫と犬、フェリーニとベルイマン、ゴダールとアンナ・カリーナ、一柳慧とショパン、などが見られる。もちろん、私はこの本を一柳慧の論考のために買ったのだが、そんなことを横に措いても、きわめて面白い。ちなみに、私にとって横尾忠則とはまず、私の母親が若い時分、とても好きな画家だったと云うことに始まる。