• 生井英考の『空の帝国アメリカの20世紀』を読み終える。倍ぐらいの頁数があっても良かった本であると思った。

そのアメリカの領土を直接空から攻撃した日本もまた、思えばアメリカによる空襲と原爆投下を除いて一度も国土を他国との戦場にしたことのない国だということなのである。いいかえれば日本は「空」という場を通して一方的に攻撃し−−され−−た経験を、太平洋の東端と西端で分かち合う唯一の間柄なのだ。

  • そのまま有賀夏紀の『アメリカの20世紀』(下巻)を読み始める。