米と青梗菜と枝豆と玉葱。

  • 「しま」が夜中何度も私の足の親指をがぶりがぶりとやった所為で、短い眠りの繰り返しになった睡眠から醒めた朝、起きだしてから、クリュイタンスの振る'65年バイロイトの『タンホイザー』を聴いている。きびきびとふわふわの繰り返し。とてもいい。
  • 昼過ぎ、義姉から携帯に電話あり。今から米と野菜を持ってゆくとこのと。ありがたい。「ところで、あなたのところの電話、「おかけになった電話は現在お客様の……」ってなったけど、電話代払ってないの?」と云われる。笑って済ませる。義姉はきっと、可愛い妹(柚子のことである)を、とんでもない男と結婚させてしまったと、いつもチクチク思っているかも知れない。申し訳ない限り。青山二郎を読みたいと云うので、文庫本を引っぱりだしてきて、差しあげる。宇野千代(義姉が好きな作家のひとり)と、北原武夫のことなどを話す。
  • MR君とアルバイトの時間ぎりぎりまで、電話であれこれと話す。アルバイトは、急にお客さんが体調を崩したとかで、ひとコマ減り、いつもより少しはやく帰宅する。