自転車で。

  • いつもより、少し早い夕方からアルバイト。その前に駅前の小さな古本屋に寄って、岩波文庫をひと塊にして並べてある棚に『中野重治詩集』があったので買う。もちろんネットでもみつけていたのだが、やはり、じぶんの身近なところにある古本屋を覗いて、その棚から抜いて買い求めるほうが愉しい(送料が掛からないぶん、ネットよりも安く買えた)。
  • アルバイトを終えて、貸ヴィデオ屋に寄ってから(そう云えばこの頃、銃をぶっ放す映画をみていなかった)帰宅する。帰ると柚子はホットカーペットの上で転寝していた。それから焼き饂飩をふたりで食べる。
  • 洗濯物を干す。「しま」がベランダに出たくて、硝子戸の向こうにちまりと坐り込んで、じっとこちらを窺っている。