きょうも朝から寒い。

  • 蒲団に潜り込んできて、私の足元で眠っていた「しま」だが、私が蒲団から出ると大抵一緒に起きて階下へくっついてくるのだけれど、きょうは、夕方になるまで出てこなかった。
  • 湯船に浸かって、追い焚きをしながら、『精神現象学』の続きを読む。
  • 自転車を漕いで、アルバイトへ。本屋を少し覗いてから帰宅する。
  • 暫くすると柚子も帰ってくる。忘年会で、焼肉に行き、お腹がいっぱいになるくらい食べたそうで。お土産に買ってきてくれたケンタッキーフライドチキンを、晩飯に食べる。
  • 紅茶を淹れて、ふたりで呑む。
  • 朝方、足元が冷えるので、湯船に浸かり、『精神現象学』の続きを読む。

絶対自由の単純態は存在であり、言いかえると、諸契機の単純な実体だからである。この概念ないし純粋な自由は、形態ないし対他存在がたといどんなに多様な戯れのうちであちこち彷徨しようとも、全く同一の生命であって、この生命の流れにとっては、その動かす水車がどのような種類のものであるかは、どうでもよいことである。

  • 身体が温まったので、すぐ眠るつもりが、机の脇に積み上げた本の整理を始めてしまい、ようやく眠ったのは、柚子の目覚しが鳴るのと殆ど同じだった。