• 「しま」に起されて五時半に起き、水を呑ませて、彼女のごはんを整える。少し眠り、六時半ごろ起き出して(入院中の習慣をいつまで続けられるか?)少し本を読んだり、入院していた間のTumblrダッシュボードをどんどん遡行して遊んでいる。
  • 入院しているときに何故かずっと聴きたかった鈴木治行の『語りもの』をきのうの夜から繰り返し、聴いている。これはやはり図抜けた傑作のひとつだと思う。
  • 朝は柚子がフレンチトーストを作ってくれてふたりで食べる。柚子が出かける。私は、洗濯機を廻して、洗濯物を干す。このくらいのことはちゃんとできて、安心する。ベランダに右腕を軽くぶつけて(まだ家のなかでも三角巾をしている)、やはりびりっと痛い。
  • ずいぶん前に買ってそのままにしていたポテトチップスをひと袋食べてしまう。一週間にひと袋だけならと決めているのだが(いきなり食べない!とか決めても私は守ることができない。いちおう抜け穴を作っておくと安心するのか、実際そう決めてからは、殆ど食べていないのである)、私は先日、病院でプリングルスのミニサイズをひとつ食べてしまったので、本当ならばアウトであるが、今週だけは例外とする。
  • 一階の居間の窓を開けて網戸にして、「しま」が外を眺めている横で本を読んでいる。水城せとなの新刊『脳内ポイズンベリー』の第一巻を読み(水城せとなの描く漫画は、どうして私にとってこんなに面白いのだろう?!)、『精神現象学』の続きをちんたら読んだりしている。
  • 柚子が帰宅する。
  • 夕食はタンドリーチキンをつくってくれる。おいしい。風呂に入る。柚子に、タオルを泡立てるのと背中を洗うのを手伝って貰う。さっぱりする。
  • 久しぶりに夜中のレクチュア。テクストの読解はぜんぶ前提にしてしまって、私の考えたことを喋りまくると云うやり方にしてみたが、果たしてどうだったかしら?