• 朝起きて少し書き物の続き。「概ね退屈だった、しかしそれだけでもなくて、少しだけ良かった」と、ひと言で書けぬのがつらい。柚子が用意してくれた飯を食ってから執刀医の診察と、リハビリに病院まで徒歩でゆく。経過は順調で、次の診察は三週間後でよいとのこと。
  • 帰宅すると、郵便受けに薄い封筒が届いている。最終選考または最終選考のひとつ前で嫌な感じがするこの嗅覚は、鋭くなっていて、どうせこうなるだろうと判っていても実際にそうなると些か凹むのである。寧ろ、日々の怠惰に対して灸を据えるように、少し凹んでおくか、と、じぶんがじぶんへ命じるというふうでもあるのだけれど。しかし、少しまともな給金と待遇の仕事にありつくというのは難しいものだなあ。
  • 難波まで出てシアトリカル應典院で、プラズマみかんの『わんころが揺れ雲をめぐる冒険』をみる*1。ふたつの時間軸と三つのストーリィを進行させるが、盛りすぎていて未整理なふう。犬に変身する妻とその夫の話に絞る(またはそれを外す)べきだったのではないか。劇場でMayのKさんと遭遇する。元気だそうでよかった。
  • 終演後、難波まで戻り一軒だけ古本屋を覗いてすぐ梅田まで戻り、U君とMT君と会って、駄弁る。
  • MT君と別れてから新しくなった大阪駅をぐるぐる廻り、さらに帰りの電車のなかでU君とずっと話をする。