• アルバイト先の仕事が激減したため、U君の紹介で新しい仕事先を週二回入ることになったのだが、夕方からその職場の説明会に。休憩室では、置いてある雑誌と新聞以外の、じぶんで本を持ってきて読んだりしてはならないとのこと。極端に私物を持ち込むこと(本を読んでいるやつがいる→他にもいろんなことをするやつ(「あいつも本読んでる(好きなことしてる)んだからいいじゃないか」)が出てくること)を警戒している様子。休憩室は外から来る業者などとの応接室も兼ねているそうで、だから休憩中の居眠りも禁止なのだそうである。休憩中に本を読むこと(仕事を切断すること)はじぶんにとっては大変重要であることは先日の五日間の職場でもよく判ったので、早く別の仕事先を捜して辞めようと思う。
  • 一緒に説明を受けた男性に、駅前まで車で送ってもらう。小さな子供がいる彼は昼間の仕事が減っていて、子供が保育所に入ることができず幼稚園しか選択肢がなくて、妻が仕事に行けないので、週末の深夜に此処で働いて収入を増やすことにしたそうである。四十を過ぎていると、面接すら受けさせてくれないところが多いので、取りあえず助かったよと云う。
  • 本屋をぶらぶら覗いてから、気分のおもてのほうまでは昇ってこない、どんよりとした濁りを重たく抱え込んだまま、帰宅する。