2014-11-06 ■ 日録 日録 絲山秋子の『離陸』を読んでいる。「釣りをする人間ならわかる。土地でないところに名前をつけるのだ。このあたりで釣れたとか、あの辺まで足を伸ばせばとか、見当をつけるために名前をつけ、それが人づてに伝わっていく。記憶するために名前があるのだ。」