• 朝、バスで大阪に着く。そのままぐたぐたと帰る。柚子の蒲団で眠っている「しま」とちょっと遊び、風呂に入る。
  • TVで特別養子縁組のドキュメンタリをやっている。兎に角、子供というものを、じぶんの子供と考えてしまうのがややこしくなるのだろう。これは、「地域で子育て」だとか「見守りが必要だ」とか、そんなトントントンカラリと隣組みたいな面倒臭いことではなく、たまたま預かった(誰から? しかし決して「社会」ではない)ので大事に育てて、大きくなったら放流するくらいの気持ちでいたほうがいいのではないか。じぶんのものだと思うから強すぎる責任を感じたり、ひどい暴力を振るったりすることができるのではないか。しかしそれは、子供をかけがえのないものと感じてはいけないという過酷な禁止でもない。むしろ、お互いの自由と快適の肯定(その比率やありようは無論、千差万別であるだろう)としてあるべきではないか。
  • 夕方から出かけて元町の病院。検査の結果、もうすっかり治っているとのこと。そもそもそんなにおおごとだと思っていなかったが、やはり快癒したと知らされると、はっきりと気分が軽くなるのを感じる。三宮まで歩いて古本屋とジュンク堂に寄って、帰宅する。