- 昼過ぎから恵美須町で二朗松田氏と細川博司氏とミスタードーナツで打ち合わせやら何やらで、駄弁る。畏兄たちは先日公開されたJ・J・エイブラムスの『スター・ウォーズ』の予告篇はスタイリッシュすぎると云う。もともと『スター・ウォーズ』にこれっぽっちの思い入れもない私は、今度のはちょっとみてもいいかなと思っている。
- 周辺の古本屋を覗いてから三宮まで出て、柚子と待ち合わせて神戸国際松竹でクリストファー・ノーランの『インターステラー』をみる。とても興奮する。
- 愛の力だの少女の可能性だの、脚本のあちこちに失笑することはできるだろう。しかし、そんなことはひとまずどうでもいいと断言したいグレートジャーニーな映像の奔流。どうやらノーランは糞真面目に、キューブリックやテレンス・マリックと肩を並べ得るものを撮ろうとしているようなのだ。
- 映画が終わってからムジカでお茶を呑んで帰宅する。柚子が「撮影がいつものとは違うひとだね」とするっと指摘したのに驚いたが(いつもはウォーリー・フィスターだが今回はホイテ・ヴァン・ホイテマ)、彼女曰く「見たら判るでしょ」。
- 原大地の『マラルメ 不在の懐胎』を読んでいる。
- 寝るまでずっと、『インターステラー』の興奮が続いている。