- 生の人間が眼の前で動いているのをみたくて芝居にゆくつもりが、ぼやぼやしているうちに開演時間に間に合わないことに気づく。諦めて職場に少しだけ顔を出して、新開地を湊川のほうにぶらつく。上崎書店の本店を漁って(店主の足許に猫が蹲っていて可愛いですねというと、地域猫ですねんとのこと)元町商店街を途中まで歩いて、きょうはもう帰路。靴のなかに石が入ってるのかと思ったら、突起ではなくて窪みだった。中敷きに穴ができていたのである。
- 帰宅して、夜から雨が降るらしいので洗濯物を取り込む。フルニエの弾くバッハの無伴奏の五番を聴いている。ごつい音だと思う。いちばん好きなチェリストはミクローシュ・ペレーニだが、今は何となくこれが気分に合う。