• 最近ニュースでロシア語が聴こえるたびに、あの映画を思い出してじっとりするぐらいには印象に残ったのが『DAU/退行』だが、チェーホフの『桜の園』を浦雅春の新訳で読みなおして、つまりあの六時間の映画は『桜の園』のスプラッター版なんだと気づいた。
  • マッチョでネオナチの若者たちが銃でなくどうして斧で皆殺しを行うのか疑問だったがそれは『桜の園』に書いてあるからだ。
  • 絶対ニコライ二世一家の最後に読み替えて演出した『桜の園』って、もうあると思う。チェーホフはやっぱりもういちどちゃんと読もうと思った。