• 午後からシネ・リーブル神戸でカンテミール・バラゴフ『戦争と女の顔』を見る。久しぶりの映画館。やはり疲れているようで、初め少しうとうとするが、好みの映画だった。マティスのような緑や赤の服を纏い、空っぽの黒い空洞を抱えた女ふたりがいて、その空洞を何とか埋めようとするがそれはとても難しい。彼女たちと関わる男たちを含め俳優の顔がいい。公衆浴場のシークェンスで画面に女たちの裸が溢れるが、ぞっとするほど不気味な肉塊として撮られている。ポスト絶滅戦争のドミニク・アングルのような、すさまじいショット。エフゲニー・ガルペインの音楽も好み。エンドクレジットで流れる歌が特に素晴らしい*1。もう一度見たい。
  • NewJeansの《Attention》はいい曲だと思う。
  • サイギャラリーからの案内葉書で、倉智久美子が昨年末デュッセルドルフで亡くなったことを知る。