• 先月はずっとゴダールがらみの資料ばかり読んでいたのだが、終わってもまたゴダールで、何となく部屋に置いたままにしていた『映画史』を頭から通読している。五十代に差し掛かり、これまでさまざまな経験を積み重ねてきた自営の映画職人としてのゴダールの声(奥村昭夫の訳なので、もちろん「ぼく」である)がとてもいい。そしてJLGはプレミンジャーが好きすぎる。