• 昼から出かけてシネ・リーブル神戸でレイチェル・ランバートの『時々、私は考える』を見る。蛇のようにうねるものに象徴されている死に、ずっと見つめられていて、うっすらとした希死念慮をずっとひとりで抱え込んでいる女性が、ようやくそれを他人に告げることができて終わる映画。それなりに程よい長さで、ダブニー・モリスの音楽がとても好ましい。デイヴィッド・リンチの映画を見返したくなる。
  • 病院に寄って、元町の「りずむぼっくす」でジョン・ゾーンの『スピレーン』を買う。佐藤忠男の『大島渚の世界』の文庫版の増補されたページも読んでしまう。やはりよく書けている。