- 昼前に「しま」を病院に連れてゆく。暑いが曇っている。点滴とビタミン剤。体重は2.45kg。100グラムずつ減っている。
- 洗濯物を干して、昼から出かけて神戸国際でリュ・スンワンの『密輸1970』を見る。キム・ヘスやヨム・ジョンアなど女優たちの芝居がとてもいい。特に終盤の水中での活劇のリズムの良さがとても気持ちいい。陸地ではなかなかうまく身動きが取れず人生もうまくゆかない海女たちが、闊達に動き廻って男たちに仕返しをするのである。陸地のシーンを、ちょっとずつ摘まんで、もう少し短くなっていればもっとよかったと思った。帰りに赤福を買う。帰宅して、「しま」にちょっとあんこをあげると食べた。まだ卒業していなかったので嬉しい。
- パク・チャヌクの『お嬢さん』を見る。大島渚ばかり見ているせいで、今回は『愛のコリーダ』をどうしても思い出す。
- 夜中に外で、男の喚き声がいきなり響き、筋向いに新しく建った家の扉を、男が執拗に叩いている。前に車が止まっていて、ヘッドライトはずっと点ったままで、この男が乗ったり下りたりしながら、扉を叩いたり電話を鳴らしたりしている。家から締め出されたのだろうか。