- 「しま」の病院の盆休みが明けたので、リュックに入れて連れてゆく。点滴と抗生物質の注射。昼から出かけてシネマ神戸でジャック・リヴェットの『シークレット・ディフェンス』を見る。秘書の女の子を殺してからがとても面白かった。何のことはない、殺人のシークェンスの前に少し寝たのだ。それで頭がすっきりしただけかもしれないけれど。
- 「しま」の後ろ脚はすっかり弱っている。点滴で調子が少しましになったのかうんちをする。しかしほぼ「ちゅーる」しか食べていないので、うんちは柔らかい。それで、トイレから出てくるときに、うまく外に出せなかった足で、踏んづけてきてしまったらしい。気づいて、ぬるま湯で濡らしたタオルで、「しま」の後ろ脚を拭いてやりながら、これぐらいのことならしてあげるから気にしなくていいよと言う。
- 図書館で借りてきた千葉学の『住吉の長屋』を読んでしまう。