- 朝から出かけて国立民族学博物館で洪智育、陳義雄の『一八九五』を見る。台北に旅行に行った時からずっと見たかった映画。家に帰ってきてYouTubeにアップされているのを見てみると、今日見たものは能久親王の死のあと森鴎外が池の畔に出て「凱旋は葬列のようでなければならない」というナレーションのあと、半世紀に及ぶ日本による台湾支配を告げる字幕が出て終わるのだが、エンディングが全然違っていて驚く。久しぶりに民博の展示をぐるっと見て閉館まで過ごす。
- 阪急に乗っているとものすごい雨。梅田まで出て雨をやり過ごして、堂島のディスクユニオンでディエゴ・スキッシ・キンテートの『Apiazolado』と『Tanguera』を買って帰ってくる。それぞれアストル・ピアソラとマリアーノ・モーレスの曲をディエゴ・スキッシが編曲したもの。柚子の作ってくれた晩御飯を食べて、『Apiazolado』から聴く。冒頭の《Michelangelo'70》からめちゃくちゃかっこいい。