2024-11-09 ■ 日録 シノーポリの振るステューダーの《サロメ》の録音を聴きながら『愛のコリーダ裁判・全記録』の第19回と第20回の「被告人」大島渚の陳述を読み返している。大島が「特別弁護人」である鈴木清太郎(清順)の前で述べているのだと思うと、胸が熱くなるが、これは『大島渚1960』とはまた違ってすばらしい「大島渚による大島渚」である。