- 永田洋子と佐々木希と同じ誕生日なのだが去年からずっと書いているものが終わらないので、気持ちが切り替わらない。しかし、これがあったから「しま」が亡くなっても、自分がそれ以前の自分との繋がりを喪わないで済んでいる気もするので、これを書いているときに亡くなった「しま」の優しさには感謝するしかない。スーパーで二個入りのモンブランを買って帰り、柚子と食べる。『試される民主主義』を読んでいる。第一次世界大戦後「ヨーロッパ史上初めて、君主なき共和制が、例外ではなく通例の政治体制となった。その結果、(……)ヨーロッパの人びとは「憲法制定のお祭り騒ぎに」突入する羽目になったのである」とあって、たとえばカール・シュミットが、きわめて歴史的かつ原理的な思考を転回したのは、そういう時代への介入であり、時代からの要請だったのかと、今更ながら思い到る。
- 駅のエスカレータを降りながら頭の中を次々と流れた曲の断片がどれもとっても素敵で、これ何だっけと思ったら全部Twiceだった。