• 淀屋橋大阪倶楽部で《クラシックファンのためのコンサート 法貴彩子ピアノリサイタル》を聴く。ラヴェルの《水の戯れ》が特に良かったが、バルトークでのクラスターの表現が、濁りなく、きわめて怜悧に切り出された一つの音の塊のように鋭く飛び出してくるさまにはいつもながら瞠目。アンコールのシューベルトの《即興曲(Op.90-3)》が素晴らしかった。柚子が買ってきてくれたケンタッキーを二人で食べる。洗濯機を回す。買ってきたフェネスの『Venice』を聴きながら眠ってしまう。デイヴィッド・シルヴィアンが歌う《Transit》はとても力強くノイジィで好みだった。