2025-06-21 ■ 日録 今日も『島尾敏雄作品集』の第一巻を読んでいる。「孤島夢」という短篇がすごかった。「石造歩き出す」は「右手にハンマーを握つてい」る男が実に怖いのだが、最後は北野勇作みたいになって終わり、非常に変な小説であった。原稿、夜になってずいぶん書き進める。いよいよ終わりそうである。風がずいぶん強くなってきたので夜中に洗濯物を取り込む。