• 書き下ろしパートの校正。ちょっと行き詰って、音楽を聴く。先日三楽章まで聴いて、あまりに圧されてそのまま寝てしまったフルトヴェングラーの《英雄》の最終楽章。タメるところは過剰なほどタメて、しかしそのタメの間もずっと突っ走っている。足元がもつれそうになりながらも、突っ走り切る。そのあとでギーレンのインターコードの《英雄》の四楽章を聴く。こちらは各パートが相手をよく見て鋭く音を受け渡しながら、着実に進んでゆくイメージ。1944年のフルトヴェングラーのモノラルの録音と比べると、もちろん録音の音像が鮮明で、ギーレンの企んだ音の運びの気持ち良さがよく見える。フルトヴェングラーのほうは、音がひとつの塊として聴こえる。それは音楽だけではなく、音が鳴っていた場所の空気も一緒くたにしている。
  • イザイ四重奏団のフォーレのライヴを聴く。構えの大きな曲をその大きさをしっかり見せながら弾いている。
  • ポテトチップスを一袋食ったりしながら、校正。ようやく書き下ろしパートの校正を全部終える。