ちょいと疲れてます

  • 今週はあまり鞄を重くしたくないので、菅野昭正『ステファヌ・マラルメ』を抜いて、久しぶりにトーマス・マンの『魔の山』の続きを読み始める。現在、第六章の「雪」。あいだを置いて読み始めても、スッとアルプス山頂の懶惰な「水平世界」の中に戻っていけるのは、この小説の懐の深さの証か?*1
  • 延々と雪の描写が続くが、それが妙にグルーヴィで飽かず、ハンス・カストルプ君がスキーに興じる場面の素晴らしさ。
  • 三宮の古本屋で取り置きしておいてもらった本を引き取る。軽い頭痛と胸やけが時折起こる一日だった。

*1:800頁余も読んでいて、それでスッと戻っていけなかったら、私の頭が悪すぎると云うことの証にしかならないな。