2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中原浩大展「自己模倣」をみる

まだ暗いうちから出てごとごとと岡山まで。岡山をちゃんと歩くのは初めてだが、姫路と千葉をあわせたような感じの都市。路面電車を眺めながら駅からずっと歩いて、岡山県立美術館で、中原浩大展「自己模倣」をみる。

朝起きて、柚子と「しま」のいる居間でごろごろしながら、ハイデガーの「ヘーゲルの「経験」概念」をだらだらと読む。だらだらというのは怠惰であるのもあるが、行きつ戻りつしながら咀嚼しつつ、のため。かなり難物だけれど非常に明確な把握(ただし独特)…

筒井武文『バッハの肖像』、池田亮司《superposition》

雨。昼前から神戸映画資料館まで出て、筒井武文の『バッハの肖像』をみる。 新長田駅前の、大丸が抜けて西友が入ったショッピング・センターの地階で、「ういろや」の支店を探すと幸いまだ店は残っていて、抹茶味のういろを一本買う。 そのまま出町柳まで出…

朝。柚子を見送り、ゴミを棄ててきて、洗濯機を廻して、その間に、井上郷子の演奏する《バニータ・マーカスのために》を聴いている。この曲の最初のふたつの音の置きかたは、本当に素晴らしいといつも思う。特に、いきなり音楽がはじまってしまって、驚いて…

きょう買った古書

ルイ・アルチュセール『哲学・政治著作集(1)』(訳・市田良彦、福井和美。藤原書店) 「G・W・F・ヘーゲルの思考における内容について」が入っている。

仕事の帰りに三宮に寄り、古本屋とジュンク堂をぶらぶら。

仕事にゆく柚子を見送って、朝から洗濯機を廻して洗濯物を干す。「しま」がベランダに出てきて、ちょっとうろうろ。 庭の隅の梅の木に、野良猫がしていった糞を片づける。ついでに、夏の間に延び放題になった庭の植物を、ばさばさと伐る。蚊がやってくるが、…

四時過ぎぐらいにごそごそと蒲団からぬけ出して、ちいさな音でジャン=ギアン・ケレスの弾くブリテンの無伴奏チェロ組曲集を流しながら、今日中に提出しないといけない仕事の報告書やら何やらをバタバタとつくる。夜中はすっかり空気が冷たくなった。

この日記をみてくれているらしい知人から、「最近はあまり本とかCDを買ったりもしてないのね」と云われる。そんなわけがない。ぽつぽつとでも書いてゆかねばいけないなと、つくづく。