2024-01-01から1年間の記事一覧

ウェブで作業をしていたらあまりにもいらいらいしてきたので、ダネル弦楽四重奏団の旧盤のショスタコーヴィチの全集をPCに取り込んで、PILの『Second Edition』を聴いて落ちつく。

洗濯物を干してから、Oギャラリーeyesまで出て、中小路萌美の「遠い色」展を見る。今回は空間の展開よりもさらに、その空間がぐにゃりと歪む時間の経過のほうに表現の重点があるように思う。 「しま」の薬を病院に取りに行く。クルレンツィスの指揮で《フィ…

とても些細なきっかけで外出先で無性にモーツァルトの《フィガロの結婚》が聴きたくなり、帰宅して、いろいろあるけれどカラヤンの1950年の俊敏な録音を選んで、第二幕まで一気に聴いた。

帰宅すると東京国立近代美術館の「中平卓馬 火・氾濫」展の図録がようやく届いていた。さすがに立派な出来。 『作業日誌』の1954年7月8日を繰ると、ブレヒトがさっそくオッペンハイマーの「弁明書」を読んでいるのが判る。「彼の文書は、肉の調達を拒否した…

デイヴィッド・リンドリーの『そして世界に不確定性がもたらされた』を読み始める。そのものずばりの科学の啓蒙書よりも科学史の本を読んでいるほうが自分にとっては面白く、より理解できる気がするのは、今の私が漠然と分け持っている常識よりも以前の話か…

エンゼルクリームとチョコファッションのカロリーが後者の方が断然高いことを初めて知って驚いた。 ハーバーランドのOSシネマズで柚子と待ち合せて『オッペンハイマー』を見る。私は二度目なのでするすると見ることができるが、悪くはないが非常に面白いとい…

ベンハミン・ラバトゥッツの『恐るべき緑』を読み終える。エピローグの「夜の庭師」がくっついていることをどう評価するかだと思うが、これがあるから独特の印象を残す「歴史」についての(語り方も含め)小説になっていると思った。

ノーランの『TENET』をAmazonのプライムビデオで再見する。操車場の、上りと下りで貨車が行き交う間で、CIAがロシアのマフィアに拷問されているシークェンスは本当に素晴らしい。これをずっと見せてくれるだけでいいのに。それをやる胆力も覚悟もノーランは…

昼前から柚子と新幹線で名古屋まで出かける。ベンハミン・ラバトゥッツの『恐るべき緑』を読み始める。ナゴヤドームでSixTONESの《VVS》を見る。松村北斗は『夜明けのすべて』で『すずめの戸締まり』だから、いい声なのだが歌声がいちばんいいと思う。京本大…

昨日の夜中引っ張り出してきたグリンゴルツ弦楽四重奏団の録音でシェーンベルクの弦楽四重奏曲の《3番》と《1番》を聴いている。奏者の息遣いも入っている録音で、とても厳しく力のこもったゴリッとした演奏で、これも大変いい。 朝永振一郎の『鏡の中の物理…

朝は早く起きて新幹線。坐ってしばらくするともう眠っている。昨日の夜から読み始めた林晋の『ゲーデルの謎を解く』を読み終え、ロベルト・ユンクの『千の太陽よりも明るく』も読み終える。朝永振一郎の『鏡の中の物理学』を読んでいるうちに東京に着いて、…

阪神電車で福島まで出て大阪中之島美術館の「モネ 連作の情景」展を見る。浜に上がっている三艘の漁船やノルマンディーの断崖や夕暮れのウォータールー橋など、そういうタイトルが絵の脇についているが、私が好きなのはこれらの表面の絵の具の粒立ちや筆致や…

ハーバーランドのOSシネマズでクリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』を見る。

ようやくドゥニ・ヴィルヌーヴの『デューン 砂の惑星PART2』をハーバーランドのOSシネマズで見る。正直『PART1』は最近のヴィルヌーヴの映画の中では凡庸な出来だと思ったが、この『PART2』はすさまじい。あちらとこちらの閉ざされた箱の中がなぜか繋がって…

今日はようやくすっきり晴れたので洗濯物を取り込み、洗濯機を回して洗濯物を干し、写真を撮りに出かける。夜になって帰ってきて洗濯物を取り込む。夜中にディオティマ四重奏団の新ウィーン楽派ボックスを引っ張り出してきて、シェーンベルクの《弦楽四重奏…

夜、ナンバさんとシノギさんとジュスティーヌ・トリエの『落下の解剖学』をめぐって話す。ナンバさんの「50 Centの《P.I.M.P.》とショパンの《24の前奏曲》の「第4番」はどちらも同じ落下する音型で組み立てられており、あの夫も息子も、まるで違う音楽を選…

ジュスティーヌ・トリエの『ソルフェリーノの戦い』を見る。『愛欲のセラピー』からヴィルジニー・エフィラの良さを抜いてしまうと、これがまだいちばんいい。おやじがベビーベッドで眠る子供の写真を撮るのだが、まるで死体を撮っているような気持ち悪さ。…

ジュスティーヌ・トリエの『愛欲のセラピー』を見る。ベルトラン・ボネロの傑作『サンローラン』のギャスパー・ウリエルが出ていて、そういえばもう彼は死んだんだったと思う。ヴィルジニー・エフィラの顔は好き。途中からゴダールの『軽蔑』ごっこのような…

昼に起きる。「しま」のごはんを準備して、枕カバーを洗う。洗濯機を回す。ロベルト・ユンクの『千の太陽よりも明るく』を読んでいると、レオ・シラードが出てくる。彼は1898年のハンガリー生まれである。それなら『黄金列車』のバログと、ほぼ同い年だ。ヴ…

風呂に入りながらマーティン・エイミスの『時の矢』を読み終える。たとえその語りが私のことであっても語られる私と語る私との間に何らかのずれがなければ語りは生起しえない。だからこの小説が「私は暗黒の眠りから抜け出る」で始まり、「早すぎたのか、は…

昼過ぎに盛んに降り出した雨は、帰るころには止んだ。今もないんだが学生の頃お金がなかったり知識がなかったりで何となく通らずにきた音楽を、試聴せずに(検索してレビューを読むのはOK)中古CDで買ってきて聴いている。ルー・リードの『メタル・マシーン…

ぶらぶら歩いて湊川公園まで出てパルシネマでジム・ジャームッシュの『ダウン・バイ・ロー』を見る。最初のショットからもう、ロビー・ミューラーの映像が見事で、むしろ、これを見に来たのだと思う。フレームの中にどんな光で、どんな物が、どれぐらい入っ…

先日聴いた『Washing Machine』がとてもよかったので、まだ中古レコード屋の棚に残っていた『A Thousand Leaves』を買って帰る。この歪みまくったギターとゴツゴツしたドラムだけでいい。《Wild Flower Soul》はいい曲だと思うが、すかした男前の歌声が入っ…

本屋やレコード屋を覗いてから、元町の喫茶店に寄って、お茶を買って帰る。四月から値段が上がるよと言われる。今日もバッハが掛かっていて、ECMのアンドラーシュ・シフの《ゴルトベルク》だった。紅茶を淹れる。柚子と晩御飯を食べる。蒲団で『時の矢』の続…

朝から雨がざぶざぶ降っている。駅前の横断歩道のすぐ脇の低い街灯の上に濡れたカラスが留まっていて、どこかビルの上にいるらしいカラスと同じメロディで鳴き交わし合っている。シネ・リーブル神戸でタル・ベーラ(アサイヤスや黒沢清や鳥山明や岡崎乾二郎…

晴れているので洗濯機を回してから出かける。梅田の阪急のお菓子売り場の人混みの中、買物を済ませてから、西九条まで出て、ぶらぶらと歩きながら写真を撮る。野田の駅前まで出てきた頃、そろそろ寒くて夕方になってきたので、引き上げる。耳鼻科に寄って、…

晴れているので朝から洗濯機を回して干す。風呂に入りながら『時の矢』の続きを読んで、風呂掃除をする。この小説は、試しに真似してみるなら、「バスタオルを使って素っ裸の身体を、頭の先からつま先まで、くまなく水滴だらけにすると、バスルームの中に入…

マーティン・エイミスの『時の矢』を読み始める。帰り道の中古レコード屋にいよいよソニック・ユースが纏って入ってきたので、オリヴィエ・アサイヤスの『デーモンラヴァー』のサントラ盤と『Washing Machine』を買ってみる。決してYouTubeで試聴しないでCD…

先日JLGの『軽蔑』を映画館で見て、とても感心したので、アラン・ベルガラの『六〇年代ゴダール』を図書館から借りてきて、『軽蔑』の章を読む。大変面白いことが幾つも書いてある。 彼は、撮影時に最終的につかうことのできる材料(俳優、舞台背景、天候な…

昼までだらだらと眠る。重いと思ったら「しま」が私の上で寝ていた。寝返りを打とうとすると、「ぐるぅ」と鳴いて警告してくる。 喉が少しイガイガするのとわずかに咳が出るので耳鼻咽喉科に行く。たまたまセミリタイアした先生の診察の日で、混んでいる。薬…