2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
『パルジファル』(指揮:ケント・ナガノ。演出:ニコラウス・レーンホフ。2004年、バーデン・バーデン祝祭劇場)
9時、柚子の帰宅と同時に起床。柚子はやがて、自室で昼寝を始めた。本棚の整理、やっと漫画が終わる。あとは文庫と、大判の画集やパンフレットを片づければ総て終わり。その後、私もポゴレリチの弾くスカルラッティを大きな音で聴きながら、蒲団の上でひと…
11時過ぎまで眠る。昼過ぎに柚子が一旦帰宅する。6時に再び出掛けるまで、のんびり過ごす。
ルーペルト・シェトレ『指揮台の神々』(訳・喜多尾道冬。音楽之友社) 堀内修『ワーグナー』(講談社現代新書) 柳下毅一郎『愛は死よりも冷たい』(洋泉社) テオドール・W・アドルノ『音楽社会学序説』(訳・高辻知義+渡辺健。平凡社ライブラリー)
営業で本町まで出たので、ついでに心斎橋まで古書肆を覗きながら歩く。 9時過ぎ、帰宅。柚子は用事があり泊まりで出掛けている。夕食を摂る。どうにもつまらん。風呂にも入らず、そのまますぐ寝てしまう。
大好きなニコール・キッドマンの新作の試写に出掛ける。あらかじめ註釈しておくが、途中、何度も睡魔にさらわれたので全編をちゃんと観たわけではない。だが、いま最も映画の神様から愛されているキッドマンが出るべき映画ではないように思った。これなら、…
ヤン・マーテル『パイの物語』(訳・唐沢則幸。竹書房) 浦沢直樹『PLUTO』(第2巻。小学館) 恐ろしく巧いなァ。これを読んだら、きっと手塚治虫は嫉妬するだろうな(笑)。ちなみに、朝食の円盤パンは、イングリッシュ・マフィンだそうである。
水村美苗『続明暗』(新潮文庫) 私がこの作家を以前、ずーっと「水村美笛」だと思っていたのは内緒。
朝、目覚めたとき「あ、治った」と直感する。喉の調子とても良くなっている。 F大兄から電話。昨日の和菓子の玩具、ご夫婦で喜んでいただいたようで何より。 7時に仕事を終え、本日は直帰。先日、柚子と出掛けた駅の近くの古書肆に寄り、帰宅。 夕食後、柚…
朝食は柚子の作るホットケーキ。美味。今日は某劇団主宰M氏の劇団*1の公演『エンゲージ』の昼の部に出掛ける。柚子は用事があるので先に家を出た。午前中、私は漫画本を本棚に並べた。ずいぶん片づいた(と思っているのは私だけみたいだが)。 正午前に家を…
昨日は無理して出社したので疲れ果てた。ぐっすり眠る。午前中、耳鼻科に。実家に寄って昼食を取り、弟が買ったとよ田みのる『ラブロマ』の最新巻を読む。面白い。だらだらと過ごすが6時過ぎには帰宅。父は留守だった。
今日は帝国陸軍の父・山縣有朋。ロシア革命の指導者・レーニン。ドイツ観念論の父・イマニュエル・カントの誕生日でもあるわけだが、私には親友Iくんの誕生日でもあるのだ。おめでとう。ブラームスとブルックナーが好きなIくんには、バッハの『マタイ受難…
内田樹+名越康文『14歳の子どもを持つ親たちへ』(新潮新書) そう云えば、新潮新書を買うのは、これが初めてだ。内田樹は、既成概念の枠を破砕してまったく新しい思想を打ち立てる思想家ではない。寧ろ既成概念の枠の中で、私たちが漠然と感じたり考えて…
6時ごろ、じぶんの身体があまりに熱くて目覚める。柚子が私の肌に指を触れて、「熱っ!」と云う。喉が痛く、洟や痰がずるずる。咳も出る。首や身体のあちこちが強張っていて痛い。柚子がマッサージを施したり葛根湯を飲ませてくれて、何とか起き上がる。朝…
5月いっぱいで退職する後輩のDくんから聞いた、萩本欽一がはしのえみに語ったと云う言葉。 やりたいことやっちゃダメ。向いてることやんなさい。*1 うーむ、至言だ。 *1:正確には、萩本は「自分のやりたいことと、向いていることとは違う。やりたいことは…
ワーグナー『さまよえるオランダ人』(名作オペラブックス。音楽之友社) 仕事の合間にモトコーを歩いて古書肆を覗く。しかし今日は眩暈がするほど暑い。Iくんから携帯にメールが来る。今日は涼しいねと書いてある。それはIくんのいる場所の所為なのか、私…
豊田有恒『タイムスリップ大戦争』(角川文庫) 和田誠の装丁はやっぱり良い。しかし、こういうのを読むと、佐藤大輔がどれだけ敗戦国日本の、正統派SF作家であるかと云うことが判るなぁ。
会社を定時に飛びだして、地下鉄で難波へ。さらに電車を乗り継ぎ、某市の某駅で下車。此処を訪れるのは3年ぶりか? 駅の構内に、いつの間にかビアード・パパのシュークリームの店ができていて驚く。ちょうど私の手には、神戸で買ってきたビアード・パパのシ…
二度寝しながら10時半、起床。昼から柚子とふたりで、京都国立博物館の特別展「曾我蕭白」*1に出掛ける。 久しぶりに、絵を見てぐったりと疲れた。兎に角、絵の総てが、凶暴。過剰。「えげつない」と云う言葉がぴったり。波の描写ひとつにしても蕭白は、同…
10時起床。昼から柚子が出掛ける。先日買ったティーレマンのブルックナーの「第五」を聴きながら、漫画本を片づける。たっぷりと息の長い演奏。悪くないと思う。ただし私の耳は、ブルックナーは「第八」を除くと、殆ど一度か二度、ギュンター・ヴァントが…
兼ねてから同僚のY女史が、柚子を連れて遊びに来てよと誘ってくれていたので、ふたりで出掛ける。11時過ぎまで、あっぷあっぷな会社の現状のことを話したり、Y女史の坊やとゲームで遊んだりして過ごす。帰りのJRはまた遅れていて、帰宅1時。入浴後、3時…
『パルジファル』(指揮:クラウディオ・アバド。ベルリン・フィル。2001年ライヴ。裏青盤)
阿部和重『シンセミア』(上下巻。朝日新聞社) 『モーストリー・クラシック』(2002年5月号。特集「それ何?パルジファル」) 柚子に「毎日それだけ古書肆ばかりお巡りなら、副業で「せどり」でもなさったら?」と云われる。「せどり? おお、私が「せどり…
Dくんが退職願を出した。私は彼から昨日聞いていたが、その件で夕方に社長から呼び出され、相談を受ける。が、案の定、話の前に「で、君は残ってくれるのか?」と訊ねられる。勢いで「是」と回答。1時間半ほど話す。社長と別れた後、DくんとS氏の待つ居…
Yeaaaaaaaaaaaaa!! 鈴木清順の最新作『オペレッタ狸御殿』*1を観た。清順翁の新作を見られると云うだけで、まず幸せ。そして、期待に違わず、狂い咲いている。琳派からのゴージャスな引用もあり、思わず村上隆の「スーパーフラット」云々を思い出すが、清順…
DCPRG『MUSICAL FROM CHAOS 2 CD&DVD』 ワーグナー『タンホイザー』(指揮:アンドレ・クリュイタンス。1955年バイロイト・ライヴ。ORFEO) ブルックナー『交響曲第5番』(指揮:クリスティアン・ティーレマン。ミュンヘン・フィル。DG)
『STUDIO VOICE』5月号 菊地成孔が表紙で、確かロング・インタヴューが載っているはずだと思ったので、タワレコのカウンターの脇に置いてあったのを、CDを買うついでに、まるでコンビニでガムでも買うみたいに、中身も確かめずに購入。電車の中でパラパラ読…
ワーグナー『タンホイザー』(オペラ対訳ライブラリー。訳・高辻知義。音楽之友社)
仕事中、柚子から携帯にメールが。近所の猫さんの写真が添付されている。か、可愛い。無断転載。 帰宅すると蓮華嬢より大きな小包が。開けると、おおおっ。誕生日プレゼントだった。 「2ヵ月遅れでごめんなさい」と云う手紙が添えられていたが、寧ろ不意討…
ヴェルディ『オテロ』(名作オペラブックス。音楽之友社) ヴェルディ『ファルスタッフ』(名作オペラブックス。音楽之友社) どちらも対訳を持っていなかったので、助かる。