2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
役所から送られてきた支払い書類にはバーコードがなくコンビニでの決済ができず、昼休みの大半が郵便局での行列待ちに消え、食べるつもりだったカツカレーを食べることができず、本当に腹が立つ。 仕事が終ってからジュンク堂で松江泰治の『cell』などをみな…
SKE48『不器用太陽(初回盤C)』(avex) カールハインツ・シュトックハウゼン『モメンテ(1965年版)』(ソプラノ:マーティナ・アーロヨ、オルガン:アロイス&アルフォンス・コンタルスキー、ケルン放送合唱団、ケルン放送管弦楽団、指揮:カールハイン…
大脇有紗さんの最終劇場公演の抽選に三度外れ(卒業おめでとうございます。SKE48での日々が、これからのほうがずっとながい彼女(まだ15歳だものなあ!)の人生にとって、枷ではなく、豊かで最良の糧になることをひたすら祈るばかり)、毎日ポストを覗いてい…
アントニオ・マリア・ボノンチーニ『ミサ曲、スターバト・マーテル』(指揮:リナルド・アレッサンドリーニ。コンチェルト・イタリアーノ。naive)
仕事が終わってからミント神戸のタワーレコードにちょっと寄って(品揃えや価格を含めCDを買うのは殆どネットになってしまったけれど、また最近ときどき店を覗いてみる。むしろクラシック以外の、全然興味のないことを見知るために)、バーゲン箱のなかからn…
ヴィルヘルム・ディルタイ『近代美学史:近代美学の三期と現代美学の課題』(訳・澤柳大五郎。岩波文庫) 東浩紀『弱いつながり』(幻冬舎) 竹内敏雄(監修)『増補版 美学事典』(弘文堂)
仕事帰りにセンター街の古本屋とジュンク堂をぶらぶら。東浩紀なんて買うのは何年ぶりだろう。柚子に頼まれた麩を買って帰宅する。すき焼を食べる。それから蜜柑のゼリーと、柚子が剥いてくれた桃を食べる。美味。 柚子から頼まれていた用事をようやく片づけ…
仕事を終えてから、ファミレスで晩御飯を食べるが、旨くないものだなあと妙に感心する。添えもののポテトも小さくなってかすかすだし、量も減っている。ドリンクバーでジュースを飲みすぎる。 U君と話しながら、じぶんの裡に巣食うロマン主義的な心情を再発…
仕事帰りに隣町の本屋に立ち寄ると南波克行氏の『宮崎駿論』が並んでいたので買ってさっそく読み始める。帰宅して柚子と素麺を食べる。『火曜アルバイト劇場』の第三回をみる。
テリー・イーグルトン『ワルター・ベンヤミン 革命的批評に向けて』(訳・有満麻美子、今村仁司、高井宏子。勁草書房)
朝、柚子が出かけるのを聞いて目が醒め、きょうが休みだと気づくまで少し混乱して、すぐにまた眠る……早くから出かけるつもりだったのに、起きると昼を過ぎている。取りあえず立てなおそうと、風呂に入って洗濯機を廻しながら本を読む。暑そうに延びている「…
ずんずん出かけるつもりで起きたが、朝から部屋で音楽を聴いたり、洗濯物を干したり、「しま」の吐いた毛玉を雑巾で拭いたり、風呂に入って本を読んだりしているうちにもう夕方で、出かけていた柚子も帰ってきて、ふたりで蕎麦を一緒に食べて、ちょっと転寝…
川原栄峰『哲学入門以前』(南窓社)
仕事を終えて、柚子と三宮で待ち合わせることに。古本屋に寄ってからセンター街のジュンク堂で待ち合わせて、ぶらぶらと元町まで出て、柚子が以前たびたび来たという「南翔」で晩御飯を食べる。さっぱりとしていて、おいしかった。けっきょく桃饅頭まで食べ…
じくじくと後悔しながら寝覚め悪く居間の転寝から醒める。どんよりとした気分抜けぬまま風呂に。朝飯昼飯を兼ねて、塩ラーメンを湯をとても少なく茹でて生卵を混ぜて粉チーズを大量に振りかけて食べる。昼を過ぎ、そろそろ夕刻。何をする気にもならないが、…
昨夜はSKE48の『エビショー』(今後どれだけ『エビフラ』で構築したものを壊してゆくことができるか)、『火曜アルバイト劇場』(メンバーたちの課外活動的な「労働」をみせるという点で、『エビショー』と補完的な位置にあるのか? しかしこの擬似ドキュメ…
朝、仕事へ行く道すがら、殻を破って飛び発たんとしていた昨夜の蝉はどうしているだろうかと思って、或る家の門柱の前で立ちどまってみたが、やはりもう蝉はいなくなっている。門柱のへりには、背中のぱっくり割れた抜け殻だけがへばりついたままになってい…
洗濯物を干してから仕事に。きょうはちょっとだるい。 夜の帰り道、ふと或る家の門柱の角に目が引きつけられる。蝉が殻を破り、抜け出そうとしているところに遭遇する。黒いふたつの珠のような目と、羽根の縁を彩る緑色の鮮やかさ。 夕食後、食卓の椅子をふ…
朝は出かけるつもりだったが、けっきょく家のなかでずっと過ごす。洗濯物を干しながらベランダにやってきた「しま」とちょっと遊んだり、だらだら本を読んだり、YouTubeで動画をみたり、リゲティの《無伴奏ヴィオラ・ソナタ》を聴いたりしているだけで、あっ…
ぐたぐたと起きて柚子と遅い朝食を食べて、お茶を呑み、洗濯機を廻して、ベランダに干す。 SONYのリゲティのボックスから「メカニカル・ミュージック」の巻を聴いていると、不意に柚子が「これは何の音?」と訊ねる。そのとき流れていたのは《100台のメトロ…
『ジェルジ・リゲティ・ワークス』(九枚組。SONY CLASSICAL)
勝田龍夫『重臣たちの昭和史』(上巻。文春文庫)
電車に乗り遅れそうで家を慌てて出ようとすると、「しま」はそのとき洗面台の水道から水を呑みたかったようで、靴を履いているこちらと目が合う。こ奴は水を出してくれないのだなと一瞬で悟ると、「あ、そう」というような表情で、すっと奥のほうへ戻ってい…
職場と外を隔てる自動ドアを一歩出た瞬間、温い水をみっちりと含んだ分厚い空気に包み込まれて超不快。整髪料がなくなったので隣町の薬局で買うが、微妙に高くなっている気がする。帰宅して、柚子のつくってくれたチキンカレーを食べる。美味。
「しま」が階段の下からときりにニャアニャア呼ぶので降りてみると、食卓の下で、どうやら毛玉らしきものを吐いている。掃除をしてほしいということなのだろう。毛玉の塊と胃液(?)らしきものが拡がっているのをまず取り、濡らした雑巾できれいに拭き取る…
『スティーブン・スピルバーグ論』(フィルムアート社)に所収の拙論で、嘗て次のように書いた(同書152頁〜153頁)。 「柵」であることとは、空間を隔てる杭と杭の隙間から射し込んでくる「光」と、分ち難く結びついている。「光」の射してくるスリットがあ…
仕事を終えてから古本屋とジュンク堂をぶらぶらして帰宅する。柚子と晩御飯のあと、帰り道に近所のコンビニで買ってきたエクレアを、ひとつずつ食べる。 チームEの大脇有紗さんが今月いっぱいで卒業することを発表したのを知る。先日、初めてみた劇場公演で…
きのうの続き。「批評は動員ではない」ということから、マルキシズムの美学に於ける、エンゲルスとレーニンの矛盾を想起している。このことを私に教えてくれたのは、ジョージ・スタイナーの『言語と沈黙』(下巻)に収められた「マルクス主義と文学批評家」…
伊藤整『近代日本の文学史』(カッパブックス)