2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
大江志乃夫『東アジア史としての日清戦争』(立風書房) 橋川文三『日本浪曼派批判序説』(講談社文芸文庫) 橋川文三『ナショナリズム その神話と論理』(紀伊國屋書店) 原作・橘紅緒、作画・宝井理人『セブンデイズ MONDAY→THURSDAY』(大洋図書)
高橋和巳『日本の悪霊ほか』(作品集第6巻。河出書房新社) 原武史『〈出雲〉という思想 近代日本の抹殺された神々』(講談社学術文庫)
黒田硫黄『大金星』(講談社) 大鹿卓『野蛮人』(元々社)
洲之内徹『セザンヌの塗り残し 気まぐれ美術館』(新潮社) 結局全部揃えてしまった。『セザンヌの塗り残し』以下の三冊を文庫にしなかった新潮社を私は恨む。
金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』(小学館文庫)
洲之内徹『人魚を見た人 気まぐれ美術館』(新潮社) 磯崎新『造物主義論 デミウルゴモルフィスム』(鹿島出版会) 飛鳥井雅道『明治大帝』(講談社学術文庫)
森富『日清戦争と軍医森鴎外 『明治二十七八年役陣中日誌』を中心として』(鴎出版) 未完なのが惜しい。 フェイ・阮・クリーマン『大日本帝国のクレオール 植民地期台湾の日本語文学』(訳・林ゆう子。慶應義塾大学出版会)
西川満『台湾縦貫鉄道』(人間の星社) 一柳慧『音楽という営み』(NTT出版) 長嶋有『ぼくは落ち着きがない』(光文社)
森潤三郎『鴎外森林太郎』(森北書店)
デイヴィッド・ハルバースタム『ベスト&ブライテスト』(新版。全三巻。サイマル出版会)
秋山邦晴『日本の作曲家たち 戦後から真の戦後的な未来へ』(上下巻。音楽之友社) 五味康祐『五味康祐 音楽巡礼』(新潮文庫) 『グリーナウェイ』(『イメージフォーラム』1992年1月増刊号。ダゲレオ出版) 『森鴎外』(編・竹森天雄。新潮日本文学アルバ…
一柳慧『オペラ横尾忠則を歌う』(BRIDGE)
アラン・ロブ=グリエ『快楽の漸進的横滑り』(訳・平岡篤頼。新潮社) 竹森俊平『資本主義は嫌いですか それでもマネーは世界を動かす』(日本経済新聞出版社) 押井守『勝つために戦え!』(エンターブレイン) 水城せとな『放課後保健室』(全10巻。秋田…
朝方まで起きていて、昼前まで「しま」と眠る。 夕方までぽつぽつと書き物や、ティーレマンの振る『トリスタンとイゾルデ』の第一幕に耳をすませたりする。『ローラ殺人事件』の附録に、ジーン・ティアニーのそれと共に収められていたヴィンセント・プライス…
柚子は朝から昼過ぎまで出かける。私は「しま」と留守番をして、椹木野衣の『戦争と万博』の続きを読む。 若き日のミラン・クンデラが、或る学生を西側と通じているとして党に売ったと云うような記事がチェコで出たそうで、ミクシィのクンデラ・コミュでは信…
清岡卓行『手の変幻』(美術出版社) 高校生用の問題集に、この本の冒頭に置かれている「失われた両腕」が載っていて、これが実に見事だったので、他のものも読みたくて、古本屋の棚に並んでいたのを、慌てて買ってくる。 十川幸司『来るべき精神分析のプロ…
朝から柚子は免許の更新に出かける。私は「しま」と起きて、柚子の用意してくれた朝飯を食べる。おにぎり三つと玉子焼き、など。風呂に入り、洗濯機を廻し、その後、ベランダに上がって、洗ったばかりの洗濯物を干す。 F大兄から頂戴した立川談志の、司馬遼…
荒谷大輔『西田幾多郎 歴史の論理学』(講談社)
きょうも図書館に行き、M女史から依頼の仕事に必要な本を借り出してくる。『道標』のなかに入っている論文「真性の本質について」が要るのに、講義録『真理の本質について』を借りていたのだ。 今年の六月に刊行されたばかりの『日本の作曲家 近現代音楽人名…
蓮實重彦『饗宴 II』(日本文芸社)
朝、私にぴたっと張り付いている「しま」と起きて、昼食と同義の朝食をとり、少し書き物。 若年層の労働・貧困問題に関心を強く持っているpayumu君のブログ*1を読んでいて、「ここ数年(数ヶ月?)で飛躍的に「貧困」というタイトルの本が増えて、追いつけな…
中村真一郎『頼山陽とその時代』(上中下巻。中公文庫) 森於菟『父親としての森鴎外』(筑摩叢書) 『李商隠』(註・高橋和巳。岩波書店)
きょうこそやらなきゃ、きょうこそやらなきゃと思いながら、いちどやる気が失せるとなかなか実際には手をつけないもので、しかし愈々、M女史から頂戴している仕事を、昼からこりこりと片づけた。ハイデガーのテクストは何度読んでも発見がある。 ふと本棚か…
草森紳一『荷風の永代橋』(青土社) 出たときから、いつか買うつもりだったけれど、先日ふいにMR君から「やっぱり草森紳一も好きなんですか?」と携帯にメールがきて、勿論「然り!」と答えてからずっと、彼と草森の話ばかりして、書架から『ナンセンスの練…
紫式部(アーサー・ウェイリー英訳版)『源氏物語』(第一巻。訳・佐復秀樹。平凡社ライブラリー) 伝説のウェイリー英訳版の日本語訳と云うメチャクチャな荒技だけれど(いとうせいこうの『セケン・ムナサンヨー』をふと思いだす。未読)、これこそ私がずっ…
日夏耿之介『鴎外文学』(実業之日本社) 蓮實重彦『饗宴I』(日本文芸社) 巻末の小さな活字でみっしりと矩形に組まれた蓮實重彦の略歴をみて、彼と私がちょうど四十年の年の差があることを知る。
皿洗いと洗濯と風呂を済ませて、『ウテナ』の続きをみて、昼過ぎから出掛け、「シネ・ヌーヴォ」に。九条の駅を降りて、商店街でMR君と、劇場の前でI嬢と待ち合わせ。 ペドロ・コスタの『コロッサル・ユース』*1をようやくみる。 私としては『ヴァンダの部屋…