2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買った新刊

柳下毅一郎『シネマ・ハント ハリウッドがつまらなくなった101の理由』(エスクァイアマガジンジャパン)

大晦日+。

昼過ぎまで寝たり起きたり。夕方、姑の病院に。昨夜呑んだ睡眠薬はあんまり効いて、朝起きるまで記憶がひと欠片もなく、それが怖ろしいので、睡眠薬はやめたそうだ。姑は持っていった蟹を食べる。甘くて旨いとの由。 七時前に病院を出て、慌てて、大晦日なの…

きょう買ったCD

大澤壽人『ピアノ協奏曲第2番、交響曲第2番』(指揮:ドミトリー・ヤブロンスキー。ロシア・フィルハーモニー管弦楽団。NAXOS)

厳寒。

昼過ぎから出掛けて、三宮の「すかいらーく」でU君と話す。忘年会に赴くU君と別れ、風邪で臥せっている柚子に頼まれたアロマオイルと、お節用の鴨ロースの買物を済ませ、タワーレコードに寄ってから、姑の病院に。 部屋は、姑と、ずっと寝たきりで時折唸り声…

きょう買った古書と新刊

ジョン・ケージ『音楽の零度 ジョン・ケージの世界』(編訳・近藤譲。朝日出版社) 広田厚司『ドイツ列車砲&装甲列車戦場写真集』(光人社) 佐藤優『国家論 日本社会をどう強化するか』(NHKブックス) 酒井信『平成人(フラット・アダルト)』(文春新書) 三宮の有…

『サッドヴァケイション』とふたつの忘年会。

夕方、梅田に出て、カンタービレの諸氏と待ち合わせて、中崎町のPLANET+1で青山真治の『サッドヴァケイション』*1を観る。 これまで私が観た青山真治の映画のなかで、紛れもなく最高傑作。しかし私は以前から、最高の食材から、かなりひどい料理を作ってしま…

面接。

昼前まで姑の病室に。経過は良く、再び大部屋に移るとの由。 昼から久しぶりに就職の面接に堂島まで。結果は年明けとのこと。うまくいったのかいかなかったのかさっぱり判らん。喋り過ぎるのには気をつけたつもりだが……。 よしながふみの『大奥』の三巻を買…

泊り込み。

柚子のいない家と云うのはこんなに淋しいものだと思わなかった。彼女がいないと私も、家の中もエントロピー増大が甚だしい。 何とか皿洗いを済ませ、おろおろしていると柚子が病院から帰宅する。 買ってきてくれたケーキとプリンを、チャイを煎れて食べる。 …

坊主。

昼過ぎ、風呂に入ったり雑事を片づけて、私も病院に行こうとすると、突然坊主がやってくる。よく考えたら舅の法事の日だった。ぐちゃぐちゃの部屋のまま、経を上げてもらう。

帰阪。

夜も明けきらぬ渋谷から、クラスメイトと電車に乗り、そのまま東京駅。折角、ラーメンと卵を用意してくれていた父の家には立ち寄らず、朝一番の新幹線で帰路に。 午後過ぎ、やっと病院に。柚子は入れ代わりに家に。 姑は個室に移っていて、それなりに元気そ…

きょう買った古書

山田登世子『メディア都市パリ』(ちくま学芸文庫) 実相寺昭雄『チェレスタは星のまたたき 世紀末のクラシックと劇空間』(日本テレビ)-- 柄谷行人『畏怖する人間』(新装版。冬樹社) 本棚の見える場所にはないが持っているはずで、だから妙に気になるのだが買…

瀕死。日本画。靖国。忘年会。

昼頃、早稲田の古本屋街をぶらついていると、姑の病院から電話。容態が悪いとの由。きのう電話で話さなかったのと、病院に寄ってやらなかったことを、じわりと後悔する。インド料理屋で昼食を摂る。柚子からメールあり、容態快復し、今日明日と云うようなこ…

叫びと呟き。

終日、家で課題を仕上げる。病院に行かなきゃならないようになると面倒なので、姑から電話が鳴っても取らず。U君とシルヴィ・ギエムを見に行く予定だったのも取り止める。 夕方、義姉が病院からくる。姑、正月まで持たない、じぶんで判ると云っているとの由…

きょう買った古書

川上源太郎『ソレルのドレフュス事件 危険の思想家、民主主義の危険』(中公新書) 黛敏郎『"君が代"はなぜ歌われない 黛敏郎の対談』(浪曼)

先斗町でも堂山町。

家事を片づけ昼過ぎから出掛けて、河原町に。古本屋などをぶらぶらと回り、陽が落ちる前にカンタービレの諸氏と落ち合い、鴨川のたもとのスターバックスへ。 I嬢とM2両氏は天ぷらと盛り蕎麦を食べてきたそうで、羨ましい。 KB君の到着を待って木屋町通りをず…

原題『スクープ』をやっと観る。

日暮れ前に家を出て、姑の病院で、先に出ていた柚子と落ち合い、ルミナリエに向かう群衆の流れを横目に、シネ・リーブル神戸で、ウディ・アレンの『タロットカード殺人事件』*1を、ようやくレイトショウで観る。不評を目にすることが多い映画であるが、決し…

現代の現代音楽と洋食。

MT氏から頂戴した、望月京(もちづきみさと)のオーケストラ作品を取り上げたNHK-FMの「現代の音楽」を録音したものを聴く。出世作らしい「カメラ・ルシダ」、そして特に「ホメオボックス」と云う曲が素晴らしかった。それらは'01年までの作品だが、近作の「…

『バイオハザードIII』を観る

昼過ぎ、姑の病院へ。車椅子で病院のピロティへ出て、ふたり並んで、ぼんやりと道路を眺める。けたたましいサイレンを先触れに救急車が入ってきて、後方のハッチが開くと、中から二、三歳ぐらいの子供を腕に抱いた若い母親が出てきて、足ばやに病院の扉を潜…

『僕のピアノコンチェルト』を観る。

朝起きて、MR氏から頂戴したベアート・フラーを繰り返して聴きながら、ベランダと私の部屋のあいだの框のへりに腰を掛けて、爪を切る。ベランダの隅に置いた鉢のなかでは二匹の金魚が棲んでいて、さっき餌をやったばかりなのだが、ひとの気配がしなくなった…

いろはにほへとと書きました

夕方、姑の病院へ。やがて会社帰りの柚子も来る。一緒に駅前まで戻り、スパゲティを夕餐に食べて、帰宅する。 帰宅して、居間で「はふー」とか云いながらたらたらしていると、電気料金がお得になるハッピータイムに変える工事にお伺い致しますとか何とか云う…

きょう届いたDVD

『ダグラス・サーク・コレクション:2』(KING RECORDS) 『自由の旋風』、『翼に賭ける命』、『愛する時と死する時』、『悲しみは空の彼方に』を収める。

きょう買った古書

市倉宏祐『和辻哲郎の視圏 古寺巡礼・倫理学・桂離宮』(春秋社) デイヴィッド・ピース『TOKYO YEAR ZERO』(訳・酒井武志。早川書房) 赤間啓之、いとうせいこう『世紀末は世紀末か』(早川書房) 発行は1995年11月30日。もうそんなに経つのか……。

現代日本文学。を読んでいる。

朝は雨。昼ごろには止んだ様子。 午後過ぎから姑の病院に。此処数日は、おなかの調子が悪くなり、疲れたふうで、眠っていることが多くなっている。私が着いたときも、眠っていた。顔が少しむくんでいる。先に来ていた義姉が乾燥機に入れて帰った洗濯物を取り…

チェルフィッチュを観る。

菊地成孔ダブ・セクステットの『The Revolution will not be Computerized』を聴いたり(これまでの菊地成孔のオーセンティックなジャズの仕事のなかでは、いちばん好きなアルバム)しながら、絲山秋子『袋小路の男』を読み始める。 中之島の国立国際美術館…

きょう買った古書と新刊と届いていた新刊

土屋賢二『もしもソクラテスに口説かれたら 愛について・自己について』(岩波書店) 阿部和重『無情の世界』(新潮文庫) 絲山秋子『袋小路の男』(講談社文庫) 東浩紀『批評の精神分析 東浩紀コレクションD』(講談社)

きょう買ったCD

菊地成孔ダブ・セクステット『The Revolution will not be Computerized』(ewe)

絶句。

朝、夜行バスに乗って父が帰ってくる。少し話をする。 古本屋の棚に、阿部和重の『無情の世界』の文庫本があったので買い、東京駅へ。 カールハインツ・シュトックハウゼンが逝去したのを知る。吃驚して、絶句。 トニー・マイヤーズの『スラヴォイ・ジジェク…

東京の宝塚

朝からのそのそと起き出して、初めて日比谷の東京宝塚劇場に。みたび、春野寿美礼の最後の公演*1を見物する。これまた初めての立見席である。 最初の『アデュー・マルセイユ』では、もちろんオサさんの一挙手一投足に釘付けなのだが(もっと小池修一郎が良い…

きょう買った古書

G・W・F・ヘーゲル『美学講義』(全三巻。訳・長谷川宏。作品社)

移動と買物。

昼前から高速バスに乗り東京へ。新宿で立ち食い蕎麦を食べる。コロッケ蕎麦である。 まさか開いていないだろうと思って、夜十時前に、父の住まいの近くにある小さな古本屋ヘ行くと、軒先から煌々と燈火が。やはり売れ残っていた、店のいちばん奥にひっそりと…