2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
やはり腹の調子はまだ悪いのだが、それはb型の特徴らしく、よくなってゆくとのこと。 きょう一日はずっと家から出られないのであるから(ただし、ベランダに出て洗濯物は干して、出たがる「しま」を抱えて、窓辺に坐って外の風にあたった)、ふと、ジョン・…
朝、目覚めると明らかにきのうまでとは違っており、軽い頭痛などもなく、身体が隅々まですっきりとしている感じがある。「神父さまのおっしゃったとおり、爽やかな目覚めだわ!」と、宝塚ごっこをしてみたくなるほど。であったが、やはり腹の調子は悪くて、…
柚子が枕元に置いてくれているポカリスエットの500mlボトルの賞味期限が、「11.11.11」であることに気づき、ちょっと嬉しくなる。 朝起きると、やはり熱は下がったまま。ほっとする。階段を降りるときなど、頭が鈍く痛む。腹の調子はやはりまだ悪い。 柚子に…
発熱。39度。ずっと柚子に看病してもらっている。水枕、おじや、風邪薬、着替え、等々。大変ありがたい。「しま」も今日は大変静かで、枕元でじっと顔を見つめている。身体の節々が痛い。運動してちゃんと筋肉をつけておけばこういうときも少しは楽なのだろ…
終日、家のなかにいる。膝の上で「しま」が眠っていて、B・A・ツィンマーマンの《若き詩人のためのレクイエム》や、マルケヴィッチがロンドン交響楽団を振った《春の祭典》を聴いたりしながら。 風呂のなかで、マイヤーの『シュミットとシュトラウス』を読ん…
李禹煥『出会いを求めて 新しい芸術のはじまりに』(田畑書店)
とても風が冷たい。
『山口誓子集』(「現代俳句の世界」第4巻。朝日文庫) 芍薬を嗅げば女体となりゐたり 指を入る蘭鋳の頭に触るるまで
レオ・シュトラウス『自然権と歴史』(塚崎智、石崎嘉彦。昭和堂) ルネ・デカルト『省察』(訳・山田弘明。ちくま学芸文庫) 『慈円/北畠親房集』(編・永原慶二。「日本の名著」第9巻。中央公論社) 『伊藤仁斎集』(編・貝塚茂樹。「日本の名著」第13巻…
リチャード・P・ファインマン『困ります、ファインマンさん』(訳・大貫昌子。岩波書店)
昼過ぎ、「しま」が柚子の蒲団のなかで眠っていて、柚子は、私の蒲団の上で横になり、じぶんの蒲団のなかに手を挿し入れて「しま」のお尻を触りながら、眠っている。その横で、弟から借りたヤマシタトモコの『HER』を読む。初めて読む漫画家。 何か、じぶん…
大荒野を往く追跡劇なのだが、広い空間をずっと横切ってゆくというよりも、古くて大きなホテルのひと部屋ひと部屋を経巡ってゆくような、云わば、ひっそりとした室内劇のような印象を受ける。 ジェフ・ブリッジスを筆頭に、役者たちが皆とても愉しそう。出て…
レオ・シュトラウス『僭主政治について』(上下巻。訳・石崎嘉彦、面一也、飯島昇蔵、金田耕一他。現代思潮新社)
東村アキコの『主に泣いてます』の第1巻を読み終える*1。なるほど、これは面白い。ちょっとエロくて、ちょっと淋しい、ちょっと可笑しい。夕方からアルバイトへ。 少しずつ読んでいたカール・シュミットの『政治的なものの概念』を読了する。小さな本だが、…
リュック・フェラーリ『DIDASVALIES Limited Edition』(Sub Rosa)
ルイ・アルチュセール『レーニンと哲学』(訳・西川長夫。人文書院)
出かけるつもりだったが起きるのが遅くなって断念。きょうは仕事が遅い時間からなので、それまで、カレーの残りを食べたり、届いたリュック・フェラーリの作品集を聴いたり、階段の下で鳴く「しま」に呼ばれて洗面台の蛇口を開けに行ったりしている。 夜遅く…
夕方、実家へ。行きの電車のなかで『君に届け』の第13巻を読む。少しずつ少しずつ(時には一挙に)他人を知ってゆくことの喜びが、本質的に附随する不安や困難も含めて、ひたすら丁寧に描かれているだけなのだけれど、それがいいのである。実家では、TVの前…
トマス・アクィナス『神学大全(抄)』(訳・山田晶。続「世界の名著」第5巻。中央公論社)
朝、洗濯物を取り込み、洗濯機を廻してベランダへ洗濯物を干す。空気が暖かい。その所為もあるだろう、とても出たそうにしているので、「しま」を少しだけベランダへ出してやる(ずっと私が見張っているのだけれども)。 梅田まで出て、テアトル梅田で、ラー…
江藤淳『月に一度(完全版)』(産経新聞社)
ハインリヒ・マイヤー『シュミットとシュトラウス 政治哲学と政治神学の対話』(訳・栗原隆、滝口清栄。法政大学出版局) この本は、amazonでは品切れでマーケットプレイスで定価の約二倍の値段がついていて、「日本の古本屋」でも五割増しの値段となってい…
きょうはアルバイトが休みなので、昼前に起きだして、洗濯機を廻し、シチュウの残りにパスタを茹でて食べる。風呂に入りながら、カール・シュミットの『政治的なものの概念』を読み進める。窓の外が翳ってきて、短い間で、ざっと雨が降る。天上で暮らす巨人…
リュック・フェラーリ『Cellule 75』(TZADIK)
落合仁司『保守主義の社会理論 ハイエク・ハート・オースティン』(勁草書房)
夕方、アルバイトの前に風呂に入って本を読んでいると、いつもより早く柚子が帰ってくる。歯医者へゆくらしい。 自転車を漕いで職場へ。空気がずいぶん冷たい。 帰宅して、柚子と晩御飯を食べる。歯医者で、歯を一本抜いたそうで、みせてもらう。 その後、ふ…
『リュック・フェラーリ:エディション1』(mode)
洗濯機を取り込み、洗濯機を廻して洗濯物を干す。リュック・フェラーリの作品集をずっと聴いている。音の配置やら響きやら、とても繊細な操作をしているのだろうけれど、それがまるで神経質なふうにも、工夫の押しつけにもならないで、むずむずするような多…
アラン・ムーア、デイヴ・ギボンズ『ウォッチメン』(小学館集英社プロダクション) 青山真治『死の谷'95』(講談社文庫) 橋川文三、吉本隆明ほか『転位と終末』(明治大学出版研究会) 松沢哲成『橘孝三郎 日本ファシズム原始回帰論派』(三一書房)