2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ジョン・マクレガー『奇跡も語る者がいなければ』(訳・真野泰。新潮社) ジョイス『ジアコモ・ジョイス/猫と悪魔(訳・丸谷才一)/フィネガンズ・ウェイクより五篇(訳・大澤正佳ほか)、ズヴェーヴォ『ゼーノの苦悶』(訳・清水三郎治。集英社版「世界の…
午後からDくんと営業に出る前に、某大型リサイクル書店にふらっと立ち寄る。すると、店員さんが集英社版「世界の文学」をずらっと並べて、雑巾で拭いている処に遭遇。訊ねると、これから100円棚に並べるので、その前に好きなのがあれば抜いていってください…
終日、Dくんに同行。 帰宅後、F大兄から電話。柚子も交えてちょっと話をする。
日増しに空気が夏に変わり始め、柚子も再び仕事に通い始めたので、私もじぶんの自転車を買おうと(削除)ことになる。そのまま柚子と近所のスーパーに歩いてゆき、夕食と弁当の材料、そしてアイスクリームが三割引だったので、これも求める。帰路の角々に猫…
アルトゥーロ・B・ミケランジェリ(ピアノ)『プレイズ・ドビュッシー』(DG)
菊地成孔『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった』(白夜書房) 菊地成孔+大谷能生『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・歴史編』(メディア総合研究所) バーバラ・W・タックマン『八月の砲…
午前中は仕事の付き合いで顧客が主催するセミナーに。 午後から梅田の古書肆と中古レコード屋をほっつき歩き、実家に。 弟が買った『NHKにようこそ!』の最新巻を読み、弟が借りてきた新作アニメ『鴉』*1の第一話を見る。アジア風味が濃厚に添付された現代日…
よしながふみ『フラワー・オブ・ライフ(2)』(新書館) basso『クマとインテリ』(茜新社)
今月いっぱいで退社するDくんに附いて、彼の顧客を回り、引継業務を行う。独りで動くのではなく、漫才コンビ型の営業と云うのも良い形態だなぁと思う。新卒で入ってきたDくんは、最初に接触した社会人が私なのだから、いやはや、何とも不幸なひとだ(苦笑…
やっと締切が明ける。夜、三宮でUくんと会う。「四天王」と云うラーメン屋で食事。頼まれていた福田恆存の本を、先日古書肆で見つけたので渡す。 Uくん、ジャン・ユンカーマンの『映画 日本国憲法』*1と云う映画を観て*2、日本の近現代史に興味を抱いたら…
昨夜は気づくとバスタブの中で熟睡していて、結局、就寝4時。三時間しか眠れず。朝から欠伸が止まらないが、時間の流れも止まらないので、終電まで事務所で締め切りに追われ続ける。帰宅後、柚子がシチュウを温めてくれる。食事を終えると風呂は明日の朝に…
アルベルト・モラヴィア『軽蔑』(訳・大久保昭男。角川文庫) 画・小松直之、原作・兵頭二十八『イッテイ 13年式村田歩兵銃の創製』(四谷ラウンド) 山田正紀『神狩り2 リッパー』(徳間書店) 竹内薫『世界が変わる現代物理学』(ちくま新書) 柳沼行『…
ヴェルディ『椿姫』(指揮:ロリン・マゼール、演出:ロバート・カーセン、フェニーチェ歌劇場、2004年撮影)
ロラン・バルト『現代社会の神話』(訳・下澤和義。みすず書房) 或る種の新刊本も割引価格で扱っている古書肆で、菊地成孔の新刊2冊(『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』と『東京大学のアルバート・アイラー』)を注文してくる。書名を見て老店主、…
午後から独りで三宮に。古書肆をぶらぶら。 その後、姑と柚子と落ち合って、イ・ビョンホン主演映画(監督はキム・デスン)『バンジージャンプする』*1を見物に。レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』の中に「自分で自分に仕掛けた罠ほどおそろしい罠は…
新宮一成+立木康介編『フロイト=ラカン』(講談社選書メチエ)
昼前に起きる。柚子の見た夢はじゃんじゃん仔猫が出てくる仔猫祭だったらしい。私もその場にいたそうだが、私は知らない。私は柚子の夢の中の私がうらやましい。 柚子がリンゴケーキを焼いてくれる。午後過ぎから、それを土産に持って実家へ。柚子は今日も友…
野尻抱介『ロケットガール』(富士見ファンタジア文庫) 野尻抱介『天使は結果オーライ』(富士見ファンタジア文庫) 野尻抱介『私と月につきあって』(富士見ファンタジア文庫) マイケル・オンダーチェ『イギリス人の患者』(訳・土屋政雄。新潮文庫) ウ…
七時前に事務所を出て、梅田へ。Iくんのお供で、ブライトリング社のメンバーズ・サロンの催しに。20世紀冷戦下の宇宙開発を憧憬するIくん愛用の腕時計は、ブライトリングのコスモノート(24時間表示、手巻き、裏スケルトン)と、やはり24時間表示のソ…
M・メルロ=ポンティ『眼と精神』(訳・滝浦静雄+木田元。みすず書房)
柚子が今日から再び派遣の仕事を始めて、働きに出る。朝は一緒の電車で出掛けた。 事務所で、Dくんとその彼女の貧乏デート話を興味ぶかく聞いていたら、帰宅が〇時を過ぎる。 近所の公園の前の道をクロシロの猫が横断しているのを見かける。こちらがしゃがみ…
営業の合い間にタワレコ、古書肆を覗くも収穫なし。〇時就寝。よく眠る。
家の近所に時折、移動アイスクリーム屋がくる。柚子が私に千円札を渡して、「ラムレーズンをふたつ買ってきてちょうだいな。あなたも好きなのを買ってきていいから」と云うので、家を慌てて飛びだす。車は、そんなに長い時間は止まっていないのである。私は…
本田和子『異文化としての子ども』(紀伊國屋書店) 私は子どもが嫌いだ。 アンソニー・ストー『ユング』(訳・河合隼雄。岩波現代選書) 私はユングが嫌いだ。ついでに河合隼雄も嫌いだ。 佐藤大輔『レッドサンブラッククロス:死戦の太平洋』(上下。中央公…
『カーサ・ブルータス』の丹下健三追悼特集を立ち読みする。突然、じわっと目頭が熱くなった。よい記事だった。 夕方、弟から『のだめカンタービレ』と『並木橋通りアオバ自転車店』の最新刊を借りに実家へ。祖母、体調すぐれずとのこと。駿河屋のプリンを貰…
10時半起床。柚子と夕食の材料を買いに出たほかは、終日、家の中で過ごす。
久生十蘭『黄金遁走曲』(教養文庫) 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア新書) 三宮から元町界隈の古書肆を逍遥する。
今日もいつもより早い電車で出社。午後、抱えていた仕事がひと段落して脱力。早々に退社。 帰宅後、柚子と雑談。9時夕食。その後入浴。就寝1時。
『パルジファル』(指揮:ジェイムズ・レヴァイン。1985年バイロイト・ライヴ) 「同じ曲ばっかりで飽きない?」と或るひとに訊かれたが、飽きない。同じ曲だが全然違うのだ。寧ろ、同じ曲だから全然違うのが判る、と云うべきか。就寝前に取りあえず第一幕の…
辻村ジュサブロー『人形曼荼羅 自伝随想』(中公文庫) 柚子は『新八犬伝』が大好きなのだが、その影響で私もジュサブローの仕事を、ぽつぽつと見るようになった。それがまあ、なかなか凄いのである。 ロルフ・ヴィガースハウス『アドルノ入門』(訳・原千史…