2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

追憶の2008年

昼になって起き出して、きのうできなかった『アラザル』ブログをざかざかと書いて更新して*1(どうでもいいことなのだけれど、私は大抵のクラシック好きとかオペラ好きと云うひとと、本当に話が噛み合わない。このスノッブ奴!と、こちらが思ってしまうのだ…

仕事納め。

この頃、一柳慧の2001年作のピアノ五重奏曲「架橋」と云うのが、とても気に入って、繰り返し聴いている。 朝から晩までずっとアルバイト。今年はきょうでおしまい。彼ら彼女らの来春が喜びに充ちたものでありますように。 柚子が買ってきた赤福餅を食べなが…

きょう届いたCD

一柳慧『一柳慧〜1960's&1990's 一柳慧の宇宙III』(カメラータ・トウキョウ)

きょう買った古書と新刊

長尾雨山『中国書畫話』(筑摩叢書) 不勉強で、きょう古本屋の棚で遭遇するまで全然知らない著者と本だったが、ムチャクチャ面白い。支那はヤバイ。 橋川文三(編集・解説)『超国家主義』(「現代日本思想大系」第31巻。筑摩書房) 椹木野衣『美術になにが…

重すぎる荷物。

快晴。洗濯機を廻して洗濯物をベランダに干してから、柚子と隣町のホームセンターに出かける。柚子、頭痛がひどくなり、「しま」のトイレの砂と板と買い、再び帰路に。「しま」の買物袋を抱えたまま、私は独りで三宮に出て、「サンパル」の古書店からセンタ…

きょう届いたCD

一柳慧『百年のちに 一柳慧作品集IV』(FONTEC)

きょう届いた新刊

伊藤計劃『ハーモニー』(早川書房) ジュリアン・コープ『ジャップロックサンプラー 戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか』(訳・奥田祐士。白夜書房) さっそく一柳慧が出てくるところを中心に、ざっと読む。なかなか興味ぶかい記述で…

きょう買ったCD

B・A・ツィンマーマン『Canto di speranza』(指揮:ハインツ・ホリガー、WDRケルン放送交響楽団。ECM) 「ヴァイオリンと大オーケストラのための協奏曲」、「カント・ディ・スペランツァ(希望の歌)」、「私は振り返り、太陽の下で行われた総ての不正を見…

『カラマーゾフの兄弟』をみる

雪組の『カラマーゾフの兄弟』*1をシアタードラマシティでみる。 きのうの夜、眠りに眠り、しかも私が開演時間を勘違いしていて、少し遅れてしまう。だがこれは今年の宝塚の舞台では、断トツの出来なのではないか(ドストエフスキーだから褒めてる、とか思わ…

きょう届いた新刊と古書

赤瀬川原平『東京ミキサー計画 ハイレッド・センター直接行動の記録』(ちくま文庫) ぱらぱらとめくってゆくと、目算どおり、やっぱり一柳慧が出てきて、嬉しくなるのだった。巻末の「直接行動略年譜」と云うのがまた、よい。 梯明秀『資本論への私の歩み』…

批評の赤っ恥。

ゴミ棄ての日なので少し眠ってすぐに起き出し、しかも町内会の当番なので、ゴミ棄て場の掃除をちょこちょことして、朝が始まる。 昼、家の外からカラスが、「ぐぎょーぐぎょー」と太い声で奇妙なリズムで啼いているのが聞こえてくる。「しま」は、ベランダに…

きょう買った新刊

杉本博司『現な像』(新潮社)

「黒の舟歌」を唄います。

皿を洗っていると、「しま」が温かいのだろう炊飯器の上にちまりと坐って、こちらを見上げている。そちらを向いて、「しま」の顔を見ていると、思わず破顔一笑してしまう。それは、まったく我知らずのことで、些かの意味も附帯していない笑みだった。顧慮も…

もどき(その三)

「ふりかえると」から始まる原稿用紙五枚以内のお話を書いてみろとのことだったので、再び書いてみた。 タイトルは「青は進むことができる」。 ふりかえると、ずぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉおぉ……と、あまりに低く響きすぎて人間の耳では聴き取ることができ…

きょう届いたCD

一柳慧『ベルリン連詩 一柳慧作品集I』(FONTEC) 一柳慧『風の軌跡 一柳慧作品集II』(FONTEC) 『オーケストラル・スペース1966 I』(TOWER RECORDS) 一柳慧の「オーケストラと磁気テープのための「ライフ・ミュージック」」を収める。メチャクチャ恰好良…

きょう買った新刊

大澤真幸『恋愛の不可能性について』(ちくま学芸文庫)

よいお年を。

深作欣二とカルロス・クライバーの誕生日がまったく同じなのを知り、何か大変な啓示を受けたような気持ちになる。 快晴。11時に起き出して、慌てて身支度を整え、キャリーバッグの蓋を開けると「しま」がじぶんから飛び込むので蓋を閉めてそれを背負って、自…

洗濯が好き。

快晴。ぱりっと乾いたベランダの洗濯物をしまうのが、快い。夕方からアルバイトに。 一柳慧の『音楽という営み』を読み終える。磯崎新の『空間へ』を読み始める。 久しぶりに勅使河原宏の『砂の女』をみる。やっぱり、大変な傑作。

殺意の函館本線。

きょうは早く起きるつもりだったのだけれど、結局、それほど大した早起きはできず。 昼飯を食べ、真行寺君枝と沢口靖子が出ている2時間サスペンスの再放送を流しながら皿洗い。風呂に入って、ついでに風呂掃除を済ませ、洗濯機を廻し、洗濯物をベランダに干…

肩のり猫

明け方まで書き物。昼過ぎに起き出して、スパゲティを茹でて腹ごしらえをして、日が暮れる頃、アルバイトに。 夜遅く帰宅してから、柚子と夕食。台所と食卓を行き来する柚子の肩の上に、「しま」はぺたりと貼り付いている。ずり落ちそうになると、もぞもぞと…

きょう買った中古CD

マーラー『交響曲第7番』(指揮:ミヒャエル・ギーレン。南西ドイツ放送交響楽団。INTERCORD) 「ギーレン・エディション」のマーラーの七番を激安で見つけて喜んで買ったのだが、調べてみたら今ヘンスラーから出ている彼のマーラー全集の中の七番は、新録音…

きょう買った古書

ディーノ・ブッツァーティ『偉大なる幻影』(訳・脇功、松谷健二。早川書房) 『建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳』(図録。東京国立近代美術館)

きょう買った新刊

グレッグ・イーガン『TAP』(編訳・山岸真。河出書房新社)

きょう届いたCD

『音の始源を求めて 4 佐藤茂の仕事』 一柳慧の「東京1969」を収める。さっそく、聴く。『オペラ横尾忠則を歌う』と同時期の、狂える傑作。

きょう届いた古書と買った古書

1968年3月号『展望』(筑摩書房) 秋山邦晴の連載「現代芸術のフロンティア」に「音の空間への果敢な挑戦」と題した論評と、一柳慧へのインタヴューが掲載されている。 河竹繁俊『河竹黙阿弥』(創元社) 『ゲーテ』(世界文学全集第3巻。講談社)

カメラを買った

夕方、柚子と一緒に家を出る。私は独りで恵美須町まで出て、電機屋街をすたすた歩いて、小さな卸の店に行き、ネットで註文しておいたリコーの「R10」と云うデジタルカメラを買う。そのまま難波の古本屋街に出て、天満橋まで出る。

ようやく『ハプニング』をみる

20時にアルバイトが終わったので、慌てて電車に飛び乗り、「動物園前」まで出て商店街をズンズン歩き、「トビタシネマ」で、今夜の寝床を確保したオッチャンたちの群れに混じって、きょうで此処での上映の終わるM・ナイト・シャマランの『ハプニング』*1を、…

きょう届いた古書と新刊

『美術手帖1964年12月号増刊 '64年美術年鑑』(美術出版社) 「美術界への提言 私の仕事をとおして」と題された特集のなかで、一柳慧が「創作への熱意を」、「アーバン・デザイナー」の肩書きで磯崎新が「共同作業とジャンルの解体作業」と題した小文を寄せ…

早寝早起きをする。

そうすることに決めて、朝はずいぶん早く起きる。夜は結局、遅く眠る。