二度目の初診料を払ってさえも

  • 或る映画の試写会に行こうと出かけるが、東宝のビルの手前の横断歩道を待つ間に時間切れ。古本屋や中古レコード屋など、ぶらぶらと梅田を歩く。
  • 『Cut』が出れば必ず立ち読む、山形浩生の連載書評「今月の一冊」が終わってしまい、吃驚。最後の一冊をロレンス・ダレルの「アレクサンドリア四重奏」で閉めていて、まさに、「あああああ。一時代が終わってしまうのか…… いつかくるとは思っていたが名残惜しくも感慨深い」*1と云った感じ。これで読む処なくなっちゃったなぁ、『Cut』。
  • 切り裂きジャックにはこれ以上任せられないので、駅前の眼科に。
  • 先日ほど矯正視力の適正化を執拗にはしないし、器具も新しいが、検査の内容は概ね同じだった。如何に病院の雰囲気や、だらだらだらだらと待たされたり、看護婦の私語が多いと、こちらは病院を信用できなくなるかを、身をもって経験した。どうせ、じぶんでは治せないから病院に来ているのだ。きっぱりと気持ち良く、委ねさせてくれ。
  • 化膿と炎症を二種類の目薬で鎮めてから----だから、いまの状態で切ると云うのはちょっと危険ですね、とのこと----、まだシコリが残るようなら、そのとき切る切らないを決めましょうと云うことになり、納得する。四百円ほどだが、切り裂きジャックのところより会計も安く済んだ。