- 昼過ぎから柚子と出かけて、梅田芸術劇場で『源氏物語 あさきゆめみしII』*1を観る。
- 私は、宝塚の「和物」を観るのはこれが始めて。とても良い席で、ドキドキするほど舞台が近い。
- 光源氏を演じる春野寿美礼が、お召物をあれこれ代えて、哀しい歌を歌う。云ってしまえばそれだけの芝居なのだが、世界の総てに倦んだような風情の、憂愁の貴公子を演じると、春野寿美礼はとてつもなく絵になるんだから、仕方がない。
- 藤壷と二役の、桜乃彩音が演じる紫の上と、明石の上(絵莉千晶)が互いに歌で言葉を掛け合うシーンで、滂沱。桜乃彩音はやっぱりエエですわ。
- 鈴懸三由岐のダンスが少なかったのは残念だけど、十二単で踊りまくるわけにもいかないか(笑)。しかし、悠真倫のジジイ役はいつもながら最高である。
- イーマの「カンテ・グランデ」でインド料理の夕食を取り、帰宅する。雨。