宝塚
梅田芸術劇場で《エリザベート》の25周年記念ガラコンサートを柚子たちと見に行く。春野寿美礼のどこまでも伸びる歌を聴いていると、ぞくぞくする。蘭乃はなの子供シシィや和央ようかの吃驚するほど自信満々の歌いっぷりや、大空ゆうひの実直な芝居や、とて…
朝起きだして、昨日書いたものを読む。このままだと幾らでも細部が膨れて終わらなくなると判断して、書きたいことをふたつに絞る。それから冒頭を書き改めると、なんとか昨夜に書いた分が整理できて、昼過ぎには書き終える。 宝塚に行く。阪急に乗っていると…
一階の、舞台全体をすっきりとみることのできるすごく良い席で、それだけで笑みを抑えることができなくなったほど。 前回みたときより各々の芝居がよく練られていて、味つけはグッと濃くなっており、非常に愉しめた。 終演後、興奮のままキャトルレーヴに駆…
昼まで眠る。昼過ぎから柚子と出かけて宝塚。星組の『眠らない男・ナポレオン』をみる。ナポレオン役の柚希礼音はいつオペラグラスを向けても鋭利な色気がむんむんしているし、ジョゼフィーヌ役の夢咲ねねはコケットリとプライドの塊をぬけぬけと演じきって…
朝は六時に起きて、諸々準備して、宝塚へ。
朝起きて、当日券で星組をみる。
昼過ぎから宝塚。大劇場で星組。その後、白華れみの宝塚最後のお茶会に参加する。お茶会そのものが私は初めて。何度か行ってみたいと思うことはあったが、やはり何処かで、白華れみは、まだ、もうしばらくは宝塚の舞台に立ってくれていると信じていたのだと…
柚子と朝から出かけて宝塚大劇場で星組の『ダンサセレナータ』と『Celebrity』をみる。私は二度目。劇場に着くと予科生が「すみれ募金」をやっているのに遭遇して、募金をするとビオラの種を呉れた。 きょうも先日とおなじく、殆どずっと白華れみをオペラグ…
きょうから白華れみの最後の舞台が始まるので、朝起きて宝塚へ。
昼から梅田へ出て、シアター・ドラマシティで星組の『REON!!』をみる。やはり今回はチケット取るのがとても大変だったというような話をしているひとが多い。 白華れみのバーレスクは大変恰好よかった。第二幕の冒頭の真白な衣裳が、これまでみたどの衣装より…
朝から起きて柚子と宝塚まで出る。阪急今津線は門戸厄神があり初詣の乗客も多い。最近は年が改まるたびに柚子と宝塚をみているが、これが私の初詣のようなものかも知れないと思う(年明け最初の映画に何を選ぶのかをとても気にするのと同根だろう)。 石田昌…
未沙のえるへの拍手が、他のだれよりも大きくて、なぜか泣きそうになる。 柚子とジュンク堂をぷらぷら。古本屋を覗く。そのまま柚子と分れて、私は実家の近くの散髪屋へ。その行きの電車のなかで、さっき買ったばかりのトリュフォーの『華氏451』の撮影日記…
ずっと手を出さないできた『宝塚おとめ』を買ってしまう。
帰ると届いていた、ジョナサン・ノットとバンベルク交響楽団のストラヴィンスキーの《春の祭典》と《三楽章の交響曲》を聴いている。《春の祭典》は細部への目配せが実に行き届いていて、これまで耳が気づいていなかった音がきちんと聴こえてくる。情報量が…
祖母から電話がある。熱を出して寝込んだと聞き心配していますが、どうですか、と。面と向かって話をしていると、そうでもないのだが、声だけだと、ほんとうに、祖母はすごく歳をとったのだということが(祖母は大正一二年生れである)、思わず胸がいたくな…
柚子と宝塚へ。電車のなかで、本棚からひっぱりだしてきた柄谷行人の『隠喩としての建築』から、「形式化の諸問題」を読む。ヘーゲルを読みながらだと、こんなところへ響きあう(むしろ、こういうことが問題であるのなら、やはりヘーゲルをきちんと読むとい…
遅塚忠躬の『フランス革命』を読む。ちいさいけれど、大変教えられることが多い好著だった。
朝起きて、柚子と私の実家へ。私の実家には今、黒猫ばかりが三匹いる。暫らくすると父も帰省してくる。今海外にいる妹以外の家族が皆揃って、おせちを開けて、雑煮を食べる。ポン酢やら鮭の切身やらを土産に持たされる。 そのままふたりで宝塚へ出て、二階の…
その後、私は独り、梅田から天満まで歩いて出て、商店街の古本屋をぶらぶら。 路地の奥にいきなり現われる、最高に怪しい感じが素晴らしい「音太小屋」*1と云うスペースで、「劇団入りと出」*2の「先触れ公演」(まだ旗揚げしておらず、その告知と云うことら…
電車の中で、「戦争の現実的な力(power)に対するに文学の力(virtue)をもって処すること」に就いて記された、山城むつみの「戦争について」を読む。これも、すごかった。 文学は「生存それ自体が孕んでいる絶対の孤独」から始まる。いいかえれば、文学は…
雪組の『カラマーゾフの兄弟』*1をシアタードラマシティでみる。 きのうの夜、眠りに眠り、しかも私が開演時間を勘違いしていて、少し遅れてしまう。だがこれは今年の宝塚の舞台では、断トツの出来なのではないか(ドストエフスキーだから褒めてる、とか思わ…
朝、目を覚ますと「しま」が私の横で枕に顎を乗せて眠っていた。起き出して、宝塚に行き、11時の回を見物する*1。きょうは貸切公演だそうで、一階の後方で立ち見。瀬奈じゅんがトップになってからの月組をみるのは初めて。 「源氏物語千年紀頌」と題された『…