夜中に目が覚めて、「しま」が窓際からこちらを見下ろしている(月明りをバックに尖った耳がふたつぴょこんと見えた)のを見つめ返す。柚子が会社に行くのを見送って、「しま」と蒲団で、日高勝之編著『1970年代文化論』所収の同「大島渚と蓮實重彦」を読む…
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