2006-03-09 『プロデューサーズ』を観る。 映画 ソニーの試写室で『プロデューサーズ』*1を観る。 頭の悪い高校生の夢(スウェーデン娘は性に開放的♪とかネオナチごっことか)みたいなミュージカル映画。出てくる人物が皆な馬鹿で、だが、そうだからこそ愛らしくて、非常に楽しい映画。 かつて矢作俊彦が東郷隆の定吉シリーズの文庫版解説で披露したアウシュヴィッツを舞台にしたミュージカルで、親衛隊の連中が歌うナンバーを思い出す。 「♪薔薇の香りお肌の香り、人間石鹸よい石鹸!」。 『魔の山』を読み進める。アドルフ・ロース風のスイスのサナトリウムを舞台に、フリークスたちが続出する、ブラザーズ・クエイかフェリーニの映画みたいな小説。 *1:http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/