きょう届いたCD

  • エリザベート Gesamtaufnahme Live』(HitSquad Records)*1
    • 飽きるほど聴いたウィーンに於ける1992年の全曲ライヴ盤に比べると、全体的に音の作りの重心が低く、分厚くなり、細部の装飾が凝らされ、派手になっている。例えば「闇が拡がる」や「Hass」などを聴けば顕著。「Hass」すら格好良くいじっていると云うのが笑えるが。曲の順番も些か変化している。追加されたトートとエリザベートの二重唱「私が踊る時」や、フランツ・ヨーゼフに決定的に背かれ、ゾフィ皇太后が「厳しくあることは決して生易しいことではなかった」と歌う滂沱の「放浪の歳月」などは好きな曲なので、嬉しい。