- 今日も朝からヨッフム指揮の『トリスタンとイゾルデ』を聴いている。とても良い。
- フィリップ・マヌリの作る音楽が、この頃とても気に入っていて、よく聴いている。ケージもブーレーズもシュトックハウゼンもクセナキスも出てきてしまったあとで、現代音楽を作り始め、今もそれらを継承しながら、同時に食い破るような、新しい現代音楽を作り続けている彼の音は、楽譜も楽理もまったく判らない私だが、何かとても判る気がして、やはり、とてもしっくりとくるのである。私の身近な存在なら堂山カンタービレの諸子もそうだが、そう云う困難な格闘を続けている人びとの作品を聴くと、じぶんもちゃんと書かなければ、と云う気持ちになる。
- amazonでそのCDを注文したがなかなか来ない、オペラ『北緯60度線』のほかに、マヌリはカフカの『審判』を基にした『K...』と云うオペラも書いているのだが、これはCDもDVDもない。とても残念である。まるで新劇の公演のような舞台写真だけ見ると*1、此処でマヌリのどんな音楽が鳴っていたのか、まるで想像できない。
- 昼過ぎ、ことり屋さんと電話でお話する。いつもはなやかなひとである。
- 夕食前、きのう姑が食べたいと云った玉子焼を買って病院に。仕事を終えた柚子がやってくるまで、姑と森永のミルクキャラメルを食べながら、駄弁って過ごす。滋養豊富、風味絶佳なのである。
- 夜、F大兄と、そののちU君と電話で話す。
