猫のやさしさ

  • 夜中に、眠りながら、ずっと誰かと(美術に就いて?)話をしていたみたいで、だから口を開けっ放しにしていたわけだから、朝になって目が醒めると、喉の奥やら舌やらが、粉でもふいていそうなくらいカラカラに乾いている。それで、すっかりくたばって、蒲団のなかでうーうー唸っていると、「しま」が枕元へやってきて坐りこみ、とても心配そうに、こちらをみつめて、動かない。猫は薄情だとか云うひとがいるが、そんなことはない。いつだったかiiさんも書いていたが、猫は大変こちらのことをよくみていて、こちらが弱っていると、とても気遣いしてくれる生き物なのである。
  • 夕方からアルバイト。閉店まで一時間ほどあったので、本屋をぶらついてから帰宅する。
  • きのうのキムチ鍋の残りにラーメンを入れて柚子と食べる。美味。薬を服む。
  • ぽち、ぽちと書き物を進めるが、入口ばかりを幾つも思いついてしまい、どうして建物にしてゆくかがまるではっきりしないで、焦る。