• 大雨のせいでシャッターは半分だけ閉じてあるが「つのぶえ」の看板は出ているので中に。カウンターの配置が変わっていて、机と椅子が減っている。いつもふたりで店番をしておられたのがひとりになっていて、その空隙に胸騒ぎがする。百円棚でジャン・ジュネのインタヴュが載っている『ブラックパンサーは語る』を見つけてすぐ買う。夕方には雨が止んでいて、「しま」を病院に連れてゆく。今日は点滴のみ。帰宅して柚子が淹れてくれたお茶を吞み、他にしなければいけないこともあるだと思うが、ダネル四重奏団のショスタコーヴィチの《第1番》を聴く。