『クローサー』と『猟人日記』

  • 柚子は今日お休み。朝食を一緒に食べ、見送ってもらう。柚子の自転車で駅まで。うわ、早い。
  • 試写でマイク・ニコルズ監督の『クローサー*1とデイヴィッド・マッケンジー監督の『猟人日記*2。前者は、今あれこれ考えながらゆっくり読んでいる新宮一成の『ラカン精神分析』のことをぼんやり結びつけながら観る。「こいつが対象aって奴かぁ」なとど思いながら。ナタリー・ポートマンがムッチリしていて、妙にチャイルディッシュ。『レオン』のときは本物のロリータだったが、もちろん年齢を経た現在の彼女にあのアウラはなく、偽装ロリータとでも云うべきか。ジュリア・ロバーツだけが、その役を演じている必然性がまるで私には判らない。
  • 後者は、大好きなティルダ・スウィントンが不倫妻の役で出ている。じっとりと湿った映像が気持ちいい。が、中盤を殆ど寝て見過ごしてしまう。また次の機会にちゃんと観ることにする。