2005-09-20 きょう買った古書 書籍 村上春樹『東京奇譚集』(新潮社) エドマンド・ホワイト『螺旋』(訳・浅羽莢子。早川書房) ヨーゼフ・ロート『蜘蛛の巣』(訳・池内紀。白水社) 今夜は終電ギリギリまで事務所で仕事。村上春樹の新刊を読み始める。村上春樹フリークのGちゃん曰く「昔の村上春樹の味わいで、久々に満足です」とのこと。成るほど、確かに。 ダイエーの中内功も亡くなった。奥崎謙三と同じ南方戦線での筆舌尽し難い地獄を味わって、神戸の地で戦後を生き始めたふたりの死に、かろうじて生き残っていた「昭和」が悉く消えてゆくのを感じる。