- U君との試みで、戦後の日本政治史をざっとさらえる必要があり、片岡鉄哉の『日本永久占領』を引っ張り出して読み始める。
- 三宮シネフェニックスでの上映が終わる前に、やっと万田邦敏の新作『ありがとう』*1を観る。
- じぶんがいま座っている映画館の入っているビルが画面に映ると云うのは妙な感覚だった。
- 震災で火が渦を巻く市街地へ向けて、消防車が港から何台も連なり水をリレーする映像に、遂に耐え切れず涙がこぼれる。
- 後半のゴルフの試験のシーンを含め、全篇が良くできた西部劇のような、てきぱきとした演出が気持ち良い。
- 主人公を演じる赤井英和もこれが今後の代表作となるだろうが、薬師丸ひろ子が特に素晴らしい。
- やはり万田邦敏は良い。今年は間を置かず新作『接吻』*2が公開されるとのことで、これも楽しみ。
- 仕事を終え、阪神電車に乗って西宮へ。西宮神社へ初詣である。
- 柚子よりひと足に着いたので駅のスターバックスで本を読みながら待つ。
- 通路に面した窓際の席に、背を向けて座っていたのだが、やがてやってきた柚子に、後ろから見るとますます丸くなった、斜めから見ても丸くなったとなじられる。
- ものすごいひと混み。そのなかをぶらぶらと歩いて参拝。
- 新しい笹を買い、御神籤を引く。末吉。柚子は凶。柚子がもういちど引いたので私も引くと、今度は大吉。しかし籤のメッセージは末吉のときのほうが輪郭がはっきりしているのだ。気持ちは大吉で、指針としては末吉のほうを信じることにする。柚子は吉だった。
- 境内をびっしり埋める屋台で、フランクフルトを買って食べる。
- 元町のムジカで一服してから帰宅。チキンとチーズのサンドウィッチがいつもながら美味。