- 8時前に東京に到着。バス停を降りた目の前のスターバックスに入り、簡単な朝食。
- W・G・ゼーバルトの『土星の環』を読み終える。地盤沈下と廃墟と灰とエクリチュールの文学。デカルトとレンブラントを観想する箇所があるのだが、其処での怜悧さは、ちょっと尋常でない。鈴木仁子の訳文、見事。
- 小宮正安の『オペラ楽園紀行』を読み始める。
- 10時すぎから神保町に出て、柚子と共に古本屋や中古レコード屋を経巡る。
- 「キッチン南海」で昼食を採る。エビフライの尻尾は必ず残す柚子が、珍しくペロリと食べてしまっていた。旨かったらしい。
- ひたすら神田をぶらぶら。しかし、つきあってくれるひとでよかったと、つくづく思う。
- 「上島珈琲」で足を休めて、午後遅くから、蓮華嬢のお宅へ伺う。今日はダンナ氏も在宅だった。
- 彼女の結婚式のとき以来、とても久しぶりに喋る。しかし、彼女と柚子と三人で話すのは、やはり愉しい。きちんと帳面に整理された結婚式と新婚旅行、そして驚異的な喜びに満ちた写真を見せていただく。
- 宝塚の話やら創作のことやら何やら、あんまり愉快だったので、新婚のおうちに、すっかり遅くまで滞在してしまう。
- ちょうど日付が変わる直前に、神田に戻り、予約しておいたホテルへチェック・イン。
- すぐに眠る。