姑の葬儀が終わる。

  • 昼過ぎから葬儀。するすると進み、途中、かたちばかりだが喪主なので短い挨拶をスピーチし、棺桶の上に花束を乗せる。そのまま火葬場に。初めて霊柩車に乗る。棺が、分厚い扉の向こうに入ってゆくのを見送る。
  • 再び親族らと会館に戻り、少し遅い昼食。
  • 火葬場に戻る。係のひと、喉仏を探すのにずいぶん苦労していた。母方の祖母のときと同様、ごく小さな骨の欠片を齧る。祖母とは反対で、味はしないが、喉に引っかかる。
  • 暗くなる頃、総てを終えて義兄の車で帰宅する。私ひとり再び出掛けて、柚子が食べたいと云ったケーキと、軽い夕食を買いに隣町まで。本屋に立ち寄ってから帰る。