呪いの閏年。

  • 朝からMR君から頂戴したクセナキス電子音楽や比較的編成の大きな曲をずっと聴いているが、素晴らしい異物感に震える。午後過ぎから三宮に出て、古本屋を経巡り、電車ゴトゴト。車中、佐々木敦氏の『ゴダール・レッスン』を引っ張り出して「盲目の主題による変奏」を読む。佐々木氏の書いたテクストのなかで最も美しく、最も濃縮されているもの。散髪に。実家には寄らず、そのまま三宮に戻り、柚子と落ち合う。インド料理を食べに出るつもりだったが、移動のため駅に入ってから、携帯を落としたことに気づき、恐慌。どうやら、散髪屋から三宮に戻ってくる電車のなかでコートのポケットに入れたつもりが滑り落ちたみたいだ。柚子をほったらかして駅やら交番を駆けずり回る。見つからず愕然として帰宅する。柚子が鍋焼きのカレー饂飩を作ってくれる。あああああああああああああああああああああ。