少しずつ書いてゆく。

  • 朝起きてゴミを棄てにゆく。温い風呂に入り、廣瀬純の『シネキャピタル』をふんふんと読みながら洗濯機を廻していると、雨が降ってきたらしい。隣の家の子供が二階の洗濯物を取り込んでいるようで、下からまわりの家のおばさんたちが総出で、枕も入れろ、シーツを落とすな、などと大声でやっているのがきこえる。暫らくすると、雨がやむ。それから、台所の洗い物などを片づけて、からりと晴れたベランダに洗濯物を干す。
  • 溜め込んでいた書き物などを少しずつ片づける。ようやくマルカム・ラウリーの『火山の下』を引き取る。アルバイトは期末なので、きょうから水曜まで休み。
  • 暖房をつけているが、とても寒い夜。足の指先からびりびりと冷えてくる夜だ。『アラザル』の原稿のために、これまで読んできた本を膝の上に次々と開いて、必要と思われるところを片っぱしからPC上に書き抜いてゆく。